エラーに注意!強制終了させないエクセルVBAで印刷プレビュー方法

印刷プレビュー 印刷
VBA印刷プレビューのエラー

印刷プレビューをわざわざVBAでやる必要ある?って思いませんでしたか

使用頻度が高い印刷プレビューなので、VBAを使わなくても簡単に表示できるように3つも表示方法が用意されているのにね。

しかもVBAコードが簡単すぎる為に陥るエラー表示で、エクセル強制終了にならないように、VBAで印刷プレビューを扱う時は気をつけてね。

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VBAを使わずにできる印刷プレビュー

使用している「エクセル2016」での印刷プレビューの記載になります。

お使いのエクセルのバージョンにより異なる場合がありますので、各自でご確認くださいませ。

【ファイル】タブから印刷プレビュー

基本的な印刷プレビューの表示方法で、多くの方々がこの方法を使っていると思います。

まず最初にエクセルの左上にある【ファイル」タブをクリックします。

エクセルファイルボタン
エクセルファイルボタン

【ファイル】タブをクリックすると画面が切り替わるので、【印刷】タブをクリックします。

ワークシート印刷タブ

【印刷】タブをクリックすると印刷プレビューが表示されました。

ワークシート印刷プレビュー
クリックで拡大します

ごく普通に行っている印刷プレビューの手順なのですが、2回クリックが必要です。

ショートカットキーで印刷プレビュー

エクセルには便利なショートカットキーが用意されいますが、実際に使っている人は少ないのかもしれません。

印刷プレビューにもショートカットキーが割り当てられていて、ctrlボタンはキーボードの左下端にあり、ctrlキーを押しながらアルファベットのPキーを押します。

ctrl+p印刷プレビューショートカットキー

この方法ならばマウス操作をせずにctrl+Pを同時押しで印刷プレビューが表示できます。

クイックアクセスツールバーのユーザー設定

はっきり言ってこんなところに設定メニューがあったなんて、知らなかったという人が多いです。

エクセルワークシート上の左上の方にある小さな▼っぽい印をクリックします。

クイックアクセスツールバー1

なんとびっくり、クリックするとリストメニューが表示され、真ん中ぐらいに「印刷プレビューと印刷」がありますので、ここをクリックします。

クイックアクセスツールバー2

すると、▼のマークの左側に新たに図柄が表示されて、この図柄をクリックすると印刷プレビューが表示されます。

クイックアクセスツールバー3

と、このように印刷プレビューはVBAを使わなくても簡単にできますので、VBAプログラム中に確認するにはこれで十分ですが、VBAでの方法も確認しましょう。

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印刷プレビューを表示するVBAコード

印刷プレビューを表示するにはPrintPreviewメソッドを使い、ユーザーフォームに配置したコマンドボタンを押すと表示させるVBAコードはこちらです。

印刷プレビューを表示するVBAコード

Private Sub CommandButton1_Click()
ActiveSheet.PrintPreview
End Sub

このままコマンドボタンを押してしまったら・・・

印刷プレビュー押したらフリーズして動かなくなった
印刷プレビュー押したらフリーズして動かなくなった

ctrl+alt+deleteでエクセルの強制終了するしか方法がありません。

タスクマネージャーが開くのでエクセルを選択してタスク終了
タスクマネージャーが開くのでエクセルを選択してタスク終了

こんな感じになってしまうのでやってはいけません。

<span class="fz-12px">とりっぷぼうる</span>
とりっぷぼうる

簡単だ!できた~!と思ったら大間違いです!!!

エクセルがフリーズしますのでctrl+alt+deleteでエクセルの強制終了が必要になってしまいます。

どうやら、ユーザーフォームと印刷プレビューは同時に表示させてはいけないようなので、印刷プレビューが表示される前にユーザーフォームを閉じましょう。

先に閉じてからプレビューする

Private Sub CommandButton1_Click()
Unload UserForm1
ActiveSheet.PrintPreview
End Sub

これで問題解決できましたね。

初めて印刷プレビューやった時は焦りましたよね、動かなくなったから。

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