エクセルで印刷する時にページによって印刷する範囲が異なるので、可能な限り用紙いっぱいに印刷したいと思いませんか?
だからと言って毎回1枚1枚ページ設定をするのは面倒で手間がかかるので、VBAを使って自動化して仕事効率化します。
ページの印刷倍率を設定する
印刷倍率の設定は、エクセルのワークシートから「ファイル」➡「印刷」➡「ページ設定」の順に進むと倍率設定できますが、VBAを使ってエクセルを管理しているのでついでに設定しておいて損は無いですよ。
初期設定は100%になっているので、いつものようにユーザーフォームに配置したコマンドボタンに印刷倍率120%の設定を書いています。
印刷倍率120%に設定
Private Sub CommandButton1_Click()
ActiveSheet.PageSetup.Zoom = 120
End Sub
VBA解説
- コマンドボタン1がクリックされたら
- 表示中のシートの印刷倍率は120%にする
- マクロ記録終了

とりっぷぼうる
印刷のページ設定をVBAで出来るのは印刷倍率だけではありませんので、一緒に設定したほうが失敗印刷すなくて済みますよ。
印刷関連VBA
- エクセルからエクセルへ差し込み印刷
- 印刷プレビュー
- 枚数指定して印刷実行
- セル番地の値を取得して開始・終了ページ設定
- プリンター選択・設定
- 印刷範囲指定・選択中範囲印刷
- 用紙の向きを指定する
- 用紙サイズを指定する
- 印刷倍率を指定する
- 印刷倍率を自動調整に設定して1ページ内に収めて印刷
- インク・トナー節約設定
- ページ設定で上下左右の余白を指定する
- ヘッダーとフッターを指定する
- フッターの開始ページ数指定と総ページ数表示
- ヘッダー2行表示や日時表示
- 数式エラーを自動的に空白にして印刷する
- 入力漏れがあったら印刷を自動停止する