カラー印刷プリンターでもエクセルVBAを使って白黒印刷させる方法

白黒印刷VBA

印刷する時にインクやトナーを少しでも節約して購入サイクルを長くしたいと思いませんか?

プリンターのエコモードの設定があれば当然行いますが、エクセルで作成した資料なども僅かながらVBA設定をしてインクやトナーの使用量を減らしましょう。

印刷ページ設定内の標準機能

意外と知られていないのですが、エクセルの印刷ページ設定を開くと「シート」があり、この中に「白黒印刷」という項目があります。

ここにチェックを入れれば、カラーで作成されたエクセルも印刷は自動的に白黒印刷になり、カラーインク・トナーの節約になります。

なんだ!節約だと思ったら、白黒印刷か!!っと思うかもしれませんが、カラーと黒では圧倒的に黒インク(トナー)の方が安いですよね。

基本白黒印刷で、必要があればカラーにするという設定にしていしまえば、コスト削減になりますね。

PageSetupを使ってVBA設定

ここでは、ユーザーフォームに配置したコマンドボタンにVBAコードを書き、表示中のシートのページ設定(ActiveSheet)で記載しています。

シートを指定する場合はActiveSheetWorkSheets(“シート名”)に変えるだけです。

白黒印刷設定VBA

Private Sub CommandButton1_Click()
With ActiveSheet
.PageSetup.BlackAndWhite = True
.Printout
End With
End Sub

解説
  1. コマンドボタン1がクリックされたら
  2. 表示中のシートのページ設定をする
  3. 白黒印刷設定にする
  4. 印刷する
  5. Withステートメント終了
  6. マクロ記録終了

これで白黒印刷設定ができ、カラーに戻すには(白黒印刷設定解除)、TrueをFalseに変えるだけです。