印刷ページ数が複数ある時に、一番下の部分に本のようにページ数を表示する事ってありませんか?
通常は1ページ目から始めるのですが、他の印刷の続きなのでどうしても1ページ目ではなくて続きの10ページ目からで印刷したいことありますよね。
そんな時は、VBAでフッターの設定をすれば解決しますよ。
フッターのページ設定で開始ページ番号を指定
ここでは、ユーザーフォームに配置したコマンドボタンにVBAコードを書き、表示中のシートのページ設定(ActiveSheet)で記載しています。
シートを指定する場合はActiveSheetをWorkSheets(“シート名”)に変えるだけです。
FirstPageNumberプロパティを使用する
印刷ページの一番下の部分(フッター)にページ番号を自動的に連番を割り付けて印刷するには、1ページ目から自動連番が付与されて印刷されます。
しかし、好きな番号から開始するには、FirstPageNumberプロパティを使えば、10ページ目から自動連番開始できます。
フッターの中央に10ページ目からページ番号連番付与
Private Sub CommandButton1_Click()
With ActiveSheet.PageSetup
.FirstPageNumber = 10
.CenterFooter = “&P”
End With
End Sub
VBA解説
- コマンドボタン1がクリックされたら
- 表示中のシートのページ設定をする
- 開始ページ番号は10とする
- フッターの中央に連番を表示する
- Withステートメント終了
- マクロ記録終了

とりっぷぼうる
基本の1ページ目からの印刷方法やページ数以外にも日付・時刻・ファイル名・シート名で表示することができます。
フッターのページ数表示を(現在ページ/総ページ数)で表示する
今度は、ページ数だけではなく同時に総ページ数も表示することもでき、全15ページのうちの何ページ目なのかを表示するとチョット見やすくなるかもしれませんね。
フッター中央に(現在ページ/総ページ数)表示
Sub ボタン1_Click()
With ActiveSheet.PageSetup
.CenterFooter = “&P/&N”
End With
End Sub
VBA解説
- コマンドボタン1がクリックされたら
- 表示中のシートのページ設定をする
- フッターの中央に連番を(現在ページ/総ページ数)で表示する
- Withステートメント終了
- マクロ記録終了
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