ユーザーフォームに配置した説明書きやタイトルなどで使うラベルの文字のフォント変えたくないですか?
機能的には何も変わらないので無理に設定する必要はないのですが、せっかく作っているオリジナル入力フォームなので、初期設定のMS UI Gothicよりも自分好みの文字書体や大きさに変更しましょう。
ちなみにユーザーフォームって?何?または、オリジナル入力フォームについては下記をご覧くださいませ、このページはこちらの内容の続きになっています。

エクセルの学校に通った事も学んだこともないので、完璧な全てのテキストボックスについて書くことはできません。
初心者なりに実際に使い始めて体験したテキストボックスの活用例としてまとめてありますよ。
ラベルの書式設定をする
ユーザーフォームにラベルを配置すると、文字の初期設定での書体は「MS UI Gothic」で大きさは9pxとなっています。
ラベルのプロパティで書式設定
1、書体と大きさを変更したいラベルをクリック

2、プロパティウィンドウが左下に表示されます

3、書体・フォント変更はFontをクリック

4、…が表示されるのでクリック

5、フォント画面で書体・大きさなど自由に変更できます。

こんな風に変更できました。

VBAコードで書式設定
プロパティを使って書式設定を行うと条件に応じて変化させることができませんが、VBAコードで書式設定をすれば変更可能になります。
ここでは基本的なVBAコードでコマンドボタンを押して書式設定する方法を記載します。
Private Sub CommandButton1_Click()
With Label1.Font
.Bold = True
.Size = 30
.Name = “HGP明朝E”
.Italic = True
End With
Label1.ForeColor = RGB(255, 0, 0)
End Sub
- コマンドボタン1が押されたら
- ラベルのフォント設定をする
- 太字設定を指定
- サイズを30pxに指定
- 書体を「HGP明朝E」に指定
- 斜体設定を指定
- Withステートメント終了
- 文字色をRGB(255,0,0)に指定(赤色)
- マクロ終了
この基本系を使って条件によって書式変えるにはIf~Then、Else~End Ifを使えば可能になりますね。
ここでは書式設定ついでに、文字色も入れておきましたので背景色も含めて設定するには下記の関連記事を参考にして下さい。

書体を選ぶ時はラベルのプロパティからFontをクリックして…を押せば、フォントのダイアログボックスが表示されるのでコピペしたほうが楽ですよ。
プロパティ | フォント書式内容 | 設定方法 |
Bold | 太字 | 設定(True)・解除(False) |
Size | サイズ | pxの数値で指定 |
Name | 書体 | フォント名を指定 |
Italic | 斜体 | 設定(True)・解除(False) |
ユーザーフォームでオリジナルフォーム作ろう
エクセルの作業時間を短縮して効率よく作業を可能にする「ユーザーフォーム」を使いこなすには、基本を押さえておきましょう。
1日400人ぐらいの方が見ていただいている意外と人気ページなんです。
文字を入力するのに絶対使うTextBox
ユーザーフォームにテキストボックスを使わないで済むのは、確認画面ぐらいかな?
テキストボックスとセルをリンクさせる様々な方法を組み合わせれば、作業時間はあっという間に短縮できます。
文字列だけじゃない!Labelもクリックできるので可能性大
ラベルといえばテキストボックスの説明として文字列で表示させるのが、基本の使い方ですがクリックするとプログラムを実行させることもできるのです。
工夫次第でできることは無限大に広がります。
どんなVBAコードをコマンドボタンに記述しますか?
ボタンをクリックすると記述したプログラムが作動して、繰り返し作業や手間がかかったことが一瞬で完了させることができます。
あんなこともこんなこともできちゃいますよ。

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エクセルの勉強お疲れ様です。ちょっとひと休みしませんか?