沿線開発で人口増加
東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)が2005年に開通してから13年、沿線開発も進み沿線各自治体はうれしい悲鳴も聞こえてきています。
働く世代や子育て世代がつくばエクスプレス沿線に流入している為に流山市やつくば市などでは既存の小学校が足りなくなってきた為に、新たに新設しますね。
つくば市では、万博記念公園駅西口から500メートルほど北西に位置するところに小学校新設の計画を発表しました。それもそのはず、つくば市は昨年度の人口流入が約3000人と全国トップ20の増加をここ数年続けているから、学校が足りなくなるのもうなずけます。
同じような傾向は、つくばエクスプレス沿線の各自治体も同様の様子で、第2次ベビーブームの頃みたいに1学年8クラスなんで事もあるようです。
人口が減り始めている中にあって、この人口流入はうれしい悲鳴かな。
ただし、つくば駅中心部の商業施設やデパートの閉店撤退のニュースもよく聞かれているので、手放しでは喜べない状況にもなっています。
人口が増えて住民税などが税収は増えているうちに、独自のまちづくりを積極的に行っていかないとつくばエクスプレスの効果も相殺されてしまい、逆に人口流出になってしまうので創意工夫が必要ですね。
つくばエクスプレスも沿線開発で利用者が順調に増えて、順調に建設費を返済できているので個人的には、早く東京延伸と晴海地区で計画されている地下鉄との相互直通運転ができればいいなあって思っていますが、いつのことになるやら。
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柏の葉キャンパス駅高架下に商業施設
順調に沿線開発と利用者が増えていて、少し余裕があるのか分かりませんが、他の大手私鉄やJRのようにつくばエクスプレスも高架下の活用が進んできたような気がします。
確かな記憶ではないのですが、建設時に現在の最高速度130㎞運転を将来は160㎞まで引き上げられるように騒音・振動対策が160㎞運転に合わせて作っているようなこ事を見た気がします。
その為にJRなどと比べると防音壁が高く作られて、さらに内側に湾曲させていたりして騒音対策を。継ぎ目の無いロングレールを導入しているので、電車特有のガタンゴトン!!って音もポイント以外はしないし、枕木と土台の間には黒いゴムみたいなものが敷き詰められていたりと。
これだけの対策をしているので新橋のガード下のような騒音や揺れはなく、比較的静かである利点を生かした飲食店などが今後増えるようです。
2018年6月には柏の葉キャンパス駅の高架下に飲食店などが19店舗オープンします。
つくばエクスプレスのホームページを見ると、
近年、開発が進む柏の葉スマートシティの玄関口に「屋台」をモチーフとした19区画の小型飲食店舗を整備することで、店主と周辺の居住者や就労者、大学関係者、来街者など多様なお客様相互のコミュニケーションを活性化し、地域の新しいコミュニティを醸成することを目指します。
また、近傍の県立柏の葉公園などへのランニングの拠点としての「ランニングステーション」機能を設け、健康長寿のまちづくりの拠点のひとつとする予定です。
なお、出店店舗につきましては、現在のところ未定で、今後、幅広い公募による誘致も予定しております。
出典:つくばエクスプレス
つくばエクスプレスが商業施設を作り三井不動産が借りて運営するので、つくばエクスプレスは新たに家賃収入が入るのかな?出店店舗はこれからなので、どんなお店ができるのか楽しみですね。
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