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スペインにある「パルテノン神殿」のモデルは何ですか?
- アテネのパルテノン
- ローマ時代の神殿
- 古代エジプトの神殿
- 神道の神社
パルテノン神殿は、ギリシャの首都アテネにあるアクロポリスの丘に建つ古代ギリシャの代表的な神殿です。紀元前5世紀、ペルシア戦争での勝利を記念して、アテネの守護神である女神アテナを祀るために建設されました。その建築様式や彫刻は、古代ギリシャ芸術の最高峰と見なされており、現在もなお世界中の人々に影響を与え続けています。
歴史と背景
- 建設: 紀元前447年に着工し、紀元前438年に主要な部分が完成しました。設計は建築家イクティノスとカリクラティス、全体の総監督は彫刻家フェイディアスが務めました。
- ペルシア戦争の勝利: 以前の神殿はペルシア軍によって破壊されており、パルテノン神殿はアテネの強大な力を象徴し、ペルシアに対する勝利を記念する意味合いも持っていました。
- その後の変遷: パルテノン神殿は、その長い歴史の中で様々な姿に変わりました。キリスト教の教会、イスラム教のモスク、さらにはオスマン帝国時代の弾薬庫として利用されたこともあります。1687年のオスマン・ベネチア戦争で弾薬庫として使われていた際に砲撃を受け、甚大な被害を被りました。現在見られる姿は、19世紀以降の大規模な修復作業によるものです。
建築様式と特徴
パルテノン神殿は、古代ギリシャ建築のドーリア式の最高傑作とされています。
- ドーリア式: シンプルで力強い柱が特徴で、柱頭に装飾がありません。パルテノン神殿の外周を囲む46本の柱は、この様式で建てられています。
- イオニア式: 神殿内部には、より優雅なイオニア式の柱も使われており、ドーリア式との組み合わせが特徴的です。イオニア式は、柱頭に渦巻き模様の装飾が施されています。
- エンタシス: パルテノン神殿の柱には、エンタシスという技法が用いられています。これは、柱の中央部分がわずかに膨らんでいる技法で、これにより柱が安定しているように見え、遠近法による目の錯覚を補正する効果があります。この技法は、日本の法隆寺の柱にも見られます。
- 視覚補正の工夫: エンタシス以外にも、基壇をわずかに盛り上げる、柱をわずかに内側に傾けるなど、見る人に完璧な調和と美しさに見せるための様々な工夫が凝らされています。
彫刻と装飾
かつてパルテノン神殿は、豪華な彫刻で彩られていました。
- フリーズ(帯状装飾): 神殿の上部には、長さ160メートルにも及ぶフリーズ(帯状の彫刻)が施されていました。この彫刻には、アテネ最大の祭りである「パンアテナイア祭」の行列が描かれていました。
- ペディメント(破風): 神殿の東西の破風(屋根の三角の部分)には、アテナ神の誕生やアテナとポセイドンの守護神争いなどを描いた彫刻が飾られていました。
これらの彫刻の多くは、19世紀初頭にイギリスのエルギン伯爵によって持ち去られ、現在は「エルギン・マーブル」として大英博物館に収蔵されています。
パルテノン神殿は、その美しい建築と、そこに込められた古代ギリシャ人の知恵と美意識によって、世界遺産「アテネのアクロポリス」の一部として登録され、今もなお世界中の人々を魅了し続けています。
