郵便制度が始まった当時の、郵便局の呼び方は次のどれ?

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郵便制度が始まった当時の、郵便局の呼び方は次のどれ?

  1. 郵便署
  2. 郵便役所
  3. 郵便派出所
  4. 郵便公社

【答え】郵便役所

郵便制度は、手紙や荷物などを送るための社会インフラであり、世界各国で様々な形で発展してきました。ここでは、郵便制度の歴史、機能、サービス、そして課題と未来について解説します。

1. 郵便制度の歴史

世界の郵便の始まり

  • 古代: 記録に残る最も古い郵便制度は、紀元前2000年頃のバビロニアに遡ると言われています。粘土板に記された契約などを薄く伸ばした粘土で包み、窯で焼いて送る方法がありました。その後、古代エジプト、ペルシャ、ローマ帝国などでも、公的な文書を運ぶための制度が存在しました。
  • 中世: ヨーロッパでは、商業の発展に伴い、商人たちが自らのネットワークで手紙を運ぶようになります。また、修道院や大学なども独自の通信網を持っていました。
  • 近代郵便の誕生: 近代的な郵便制度の基礎を築いたのは、1840年にイギリスで郵便制度改革を提唱したローランド・ヒルです。「近代郵便の父」と呼ばれ、彼が提唱した「料金前納制」「全国均一低料金」「無料郵便制度の廃止」という原則は、現在の郵便制度の根幹となっています。この改革により、世界初の郵便切手「ペニー・ブラック」が発行されました。

日本の郵便の始まり

  • 飛脚制度: 江戸時代までは、公私の文書を運ぶ「飛脚制度」が主流でした。
  • 近代郵便の創業: 明治時代に入り、欧米に倣った近代的な郵便制度の必要性が高まります。前島密が強く建議し、1871年(明治4年)に東京と京都・大阪間で官営の郵便事業が開始されました。これが日本の近代郵便の始まりとされています。
    • 料金前納制が導入され、日本初の郵便切手「竜切手」が発行されました。
    • 1873年(明治6年)には郵便料金の全国均一制が実施され、郵便はがきの発行も開始されました。
    • 1877年(明治10年)には万国郵便連合に加盟し、国際郵便の取り扱いも始まりました。
  • 「〒」マークの制定: 1887年(明治20年)に、逓信省(現在の日本郵政グループの前身)のマークとして「〒」が制定されました。これは逓信省の「テ」をモチーフにしたものです。
  • 多様なサービスの登場: その後、郵便為替、郵便貯金、小包郵便、速達郵便など、様々なサービスが導入され、国民生活に不可欠なインフラとして発展していきました。

2. 郵便制度の役割と機能

郵便制度は単に手紙や荷物を運ぶだけでなく、社会全体において多様な役割を担っています。

  • ユニバーサルサービスの提供: 全国津々浦々まで郵便物を配達する「ユニバーサルサービス」は、郵便制度の最も重要な役割の一つです。僻地や離島であっても、公平な料金で郵便サービスを受けられることが保証されています。
  • 金融サービス: 多くの国で、郵便局は貯金や為替、保険といった金融サービスも提供しています。日本では、ゆうちょ銀行(貯金)、かんぽ生命保険(保険)がそれにあたります。
  • 物流サービス: 手紙だけでなく、小包や宅配便といった荷物の輸送も郵便制度の重要な機能です。eコマースの拡大に伴い、物流事業の重要性は増しています。
  • 地域社会の拠点: 郵便局は地域に密着した存在として、以下のような役割も期待されています。
    • 防災拠点: 災害時には、情報伝達や物資輸送の拠点となることがあります。
    • 高齢者支援: 見守りサービスや買い物支援など、地域住民、特に高齢者の生活をサポートする役割も担っています。
    • 地方創生: 地域の特産品の販売促進や行政事務の受託など、地方創生に貢献する取り組みも行われています。
  • 公的な役割: 国によっては、パスポートの発券業務や各種証明書の発行など、行政サービスの一部を担うこともあります。

3. 郵便サービスの種類(日本郵便の例)

日本の郵便サービスは多岐にわたります。

  • 郵便物(信書):
    • 手紙・はがき: 定形郵便物、定形外郵便物、通常はがき、往復はがき、郵便書簡(ミニレター)など。
    • 特定記録: 差し出した記録を残したい場合に利用。
    • 書留: 引受けから配達までの送達過程を記録し、万一の際に実損額を賠償する。一般書留、簡易書留など。
    • 速達: 通常よりも早く配達。
    • 内容証明: いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出したかを証明する。
    • 料金後納郵便: 大量に郵便物を送る場合、料金をまとめて後払いできる。
  • 荷物(ゆうパック・ゆうメール等):
    • ゆうパック: 重量のある荷物を送るサービス。チルド、ゴルフ、スキー、空港など様々な種類がある。
    • レターパック: A4サイズ・4kgまで全国一律料金で送れるサービス。追跡サービスあり。
    • クリックポスト: フリマアプリなどで小さな荷物を送るのに適したサービス。全国一律料金でポスト投函可能。
    • ゆうパケット: 小さな荷物を送るのに適したサービス。追跡サービスあり。
    • ゆうメール: 冊子やCD・DVDなどを送るのに適したサービス。
  • 国際郵便:
    • EMS(国際スピード郵便): 最も速い国際郵便。
    • 航空便・船便: 料金や速さに応じて選択できる。
    • 国際eパケット: 手軽に利用できる国際小包サービス。
  • その他:
    • 転居・転送サービス: 転居先へ郵便物を一定期間転送する。
    • 郵便局留・郵便私書箱: 郵便局で郵便物を受け取るサービス。
    • 切手・はがきの販売: 普通切手、特殊切手、フレーム切手など。
    • ふるさと小包: 地域の特産品を送るサービス。

4. 郵便制度の課題と未来

現代の郵便制度は、デジタル化の進展や社会情勢の変化に伴い、様々な課題に直面しています。

  • 郵便物減少と収益構造の変化: インターネットや電子メールの普及により、手紙やはがきなどの郵便物の通数が減少傾向にあります。これにより、郵便事業の収益基盤が揺らいでいます。
  • 人手不足: 配達員の確保や人件費の上昇が課題となっています。特に、ユニバーサルサービスを維持するためには、人員の安定確保が不可欠です。
  • 再配達の増加: eコマースの拡大により荷物が増加する一方で、再配達の増加は労働負担や環境負荷の増大につながっています。
  • 過疎化と地域サービス維持: 人口減少や過疎化が進む地域において、郵便局の維持やユニバーサルサービスの安定提供が困難になるケースがあります。
  • デジタル化への対応: 顧客ニーズの変化や業務効率化のため、デジタル技術の導入が急務となっています。

これらの課題に対し、日本郵政グループをはじめとする各国の郵便事業者は、以下のような取り組みを進めています。

  • 物流分野への注力: eコマース市場の拡大に対応し、ゆうパックなどの荷物配送サービスを強化しています。
  • デジタル技術の活用: ドローンや配送ロボットによる配送実証実験、AIを活用した業務効率化、デジタル郵便局サービスの開発など、先端技術の導入を進めています。
  • 顧客体験の向上(UX)と従業員体験の向上(EX): 顧客がより便利にサービスを利用できるよう、スマートフォンアプリやオンラインサービスを充実させるとともに、従業員の働きがい向上にも取り組んでいます。
  • 新たなサービス展開: 地域に根差した郵便局の特性を活かし、高齢者向けの見守りサービスや地域特産品の販売支援など、地域共創につながる新しいサービスの展開も模索されています。
  • ユニバーサルサービスの維持と効率化: 郵便物の減少に対応するため、郵便物の配達頻度や時間帯の見直し、拠点配置の最適化など、ユニバーサルサービスを維持しつつ効率化を図る取り組みも検討されています。

郵便制度は、社会のコミュニケーションと物流を支える重要なインフラとして、これからも変化に対応しながら進化していくことが期待されています。

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