ミミズのような、無セキツイ動物で足に節がないものを何動物という?

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ミミズのような、無セキツイ動物で足に節がないものを何動物という?

  1. 節足動物
  2. 軟体動物
  3. 環形動物
  4. 草食動物

【答え】環形動物

環形動物(Annelida)は、動物界の一門であり、ミミズ、ゴカイ、ヒルなどが含まれるグループです。その名の通り、体が環状の柔らかい体節(環節)に分かれていることが大きな特徴です。

主な特徴

  • 体節制(たいせつせい): 体が多数のほぼ同じような構造の体節に分かれています。この体節構造は、体の動きを効率的にし、損傷した部分の再生能力を高めるなど、様々な利点をもたらしています。体内も節ごとに隔膜で仕切られていることが多いです。
  • 左右相称: 体は左右対称です。
  • 真体腔(しんたいこう): 体腔と呼ばれる内部空間が、体壁と消化管の間に存在します。
  • 剛毛(ごうもう): 多くの種で、体節ごとにキチン質の小さな剛毛を持っています。これを使って地面や海底を這ったり、穴を掘ったりします。ヒル類では剛毛を欠くものもいます。
  • 閉鎖血管系: 血液が血管の中を循環する閉鎖血管系を持っています。心臓は明確ではありませんが、背行血管などが規則的に収縮することで血液を循環させます。
  • はしご状神経系: 神経系は頭部の中枢神経節から伸びる腹側の神経索が、はしご状に配置されています。
  • 再生能力: ヒル類を除いて、多くの環形動物は非常に高い再生能力を持っています。体を切断しても、それぞれの断片から新しい個体が再生することがあります。

生息環境と生態

環形動物は非常に多様な生息環境に適応しており、世界で約7700種が知られています。

  • 海産: ゴカイの仲間など、海の底生生物として非常に多くの種類が生息しています。岩やサンゴに穴を掘る種類もおり、海の環境形成に重要な役割を果たしています。
  • 淡水産: ミミズやヒルの一部は、淡水中に生息します。
  • 陸産: ミミズの多くは土壌中で生活し、落ち葉や微生物を摂取して腐植土の形成に貢献するなど、生態系において重要な役割を担っています。

食性も多様で、デトリタス(有機物砕片)を食べるもの、捕食性のもの(他の小動物を食べる)、寄生性のもの(ヒルなど)がいます。

分類

伝統的に、環形動物門は主に以下の3つのグループに分けられていました。しかし、近年の分子系統解析により、ユムシ動物や星口動物なども環形動物門に含まれることが分かってきており、分類体系は現在も整理が進められています。

  • 多毛綱(Polychaeta): ゴカイの仲間。体の各体節に多数の剛毛が生えた「疣足(いぼあし)」と呼ばれる突起を持つことが多いです。ほとんどが海生で、イトゴカイ、ケヤリムシ、イソメ、ウロコムシなどが含まれます。
  • 貧毛綱(Oligochaeta): ミミズの仲間。多毛綱に比べて剛毛が少ないことが特徴です。陸生や淡水生が多く、環帯(生殖に関わる部分)を持ちます。
  • ヒル綱(Hirudinea): ヒルの仲間。体の前後に吸盤を持ち、多くは寄生性で吸血するものもいます。剛毛をほとんど持たず、体節が不明瞭なのが特徴です。

また、上記以外に分子系統解析によって環形動物の仲間だと考えられているグループには以下のようなものがあります。

  • 有鬚動物(ゆうしゅどうぶつ): チューブワームやハオリムシなどが含まれ、深海の熱水噴出孔などに生息します。
  • ユムシ動物(Echiura): ユムシなどが含まれます。
  • 星口動物(Sipuncula): ホシムシなどが含まれます。

生殖

環形動物の生殖様式は多様です。

  • 有性生殖: 雌雄異体の種と雌雄同体の種がいます。陸生の環帯類(ミミズなど)は雌雄同体で、直接発生(幼生期を経ない)するものが多いです。海産の多毛類は、トロコフォア幼生と呼ばれる特徴的な幼生期を持つものが多いです。
    • ストロナイゼーション: ゴカイの一部の仲間(シリス科)では、親個体の体の一部が生殖腺が発達した「ストロン」と呼ばれる繁殖個体として切り離され、独立して泳ぎ出して放精・放卵を行うという特殊な繁殖様式が見られます。
  • 無性生殖: 一部のミミズなどでは、体を切断することで無性的に増殖するものもいます。高い再生能力と関連しています。

環形動物は、その多様な形態と生態、そして生態系における重要な役割から、生物学的に非常に興味深い動物群です。

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