日本でもっとも深い湖はどれ?

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日本でもっとも深い湖はどれ?

  1. 芦ノ湖
  2. 阿寒湖
  3. 田沢湖
  4. 摩周湖

【答え】 田沢湖

秋田県仙北市に位置する田沢湖は、その美しい景観と独特の歴史、そして環境問題にまつわる物語を持つ、非常に特徴的な湖です。

1. 日本一の深度と高い透明度

  • 日本一の深さ: 田沢湖は、水深が423.4メートルと、日本の湖の中で最も深い湖です。この深さは世界でも17位にランクインします。
  • 「日本のバイカル湖」: 深さゆえに、田沢湖の水温は真冬でも比較的安定しており、不凍湖として知られています。また、かつては非常に高い透明度を誇り、北海道の摩周湖に次ぐ透明度であったことから「日本のバイカル湖」とも称されました。現在は酸性化の影響で透明度は低下していますが、それでも美しい瑠璃色の湖面は人々を魅了します。

2. 辰子姫伝説とシンボルの「たつこ像」

  • 永遠の美を願う伝説: 田沢湖には、永遠の美しさを願って龍(たつ)になったと伝えられる「辰子姫(たつこひめ)」の伝説があります。この伝説は、湖の神秘的な雰囲気をより一層引き立てています。
  • 湖畔のシンボル: 湖畔には、その辰子姫をかたどった金色のブロンズ像「たつこ像」が建立されており、田沢湖の象徴として多くの観光客が訪れるフォトスポットとなっています。

3. かつての固有種「クニマス」と環境問題

  • 幻の魚「クニマス」: かつて田沢湖は、固有種であるサケ科の魚「クニマス」が生息する唯一の場所でした。クニマスは水深100〜300m付近に生息し、田沢湖の豊かな生態系の一部でした。
  • 酸性化による絶滅: しかし、1940年(昭和15年)に、灌漑と水力発電を目的として、強酸性の水が流れる玉川の水が田沢湖に導入されました。これにより、田沢湖の水質は急速に酸性化し、クニマスを含む多くの生物が死滅し、絶滅したとされていました。この出来事は、開発と環境保全の間の悲劇的な歴史として語り継がれています。
  • 奇跡の再発見: 2010年、京都大学の研究者と「さかなクン」の協力により、山梨県の西湖でクニマスが生息していることが70年ぶりに確認されました。これは、絶滅前に田沢湖から送られた卵から生まれた稚魚が生き残り、繁殖していたためだとされています。現在、仙北市には「田沢湖クニマス未来館」があり、生きたクニマスを見ることができます。
  • 水質改善への取り組み: 田沢湖の酸性化は、現在も石灰石による中和処理が行われていますが、pHは完全には中性に戻っておらず、引き続き水質改善に向けた取り組みが続けられています。

4. 不凍湖の利用と景観

  • 冬でも凍らない湖: 日本で最も深い湖であるため、湖底の水温が高く保たれ、冬でも湖面が凍ることはほとんどありません。このため、冬季でも美しい湖面を見ることができます。
  • 水辺環境の改善: かつては、水力発電や灌漑利用によって水位が大きく変動し、景観の悪化や利用に支障をきたすこともありました。しかし、関係機関の協力により、水位変動を最小限に抑える取り組みが進められ、水辺環境の改善が図られています。

田沢湖は、その圧倒的な深さと美しさ、そして辰子姫伝説に彩られた神秘的な魅力を持つ一方で、人間の活動が環境に与えた影響の歴史を今に伝える場所でもあります。過去の過ちから学び、未来へ美しい湖を守ろうとする人々の努力もまた、田沢湖の大きな特徴と言えるでしょう。

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