次の中から,室町時代の三管領にあてはまらないのはどれでしょう?

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次の中から,室町時代の三管領にあてはまらないのはどれでしょう?

  1. 斯波氏
  2. 山名氏
  3. 細川氏
  4. 畠山氏

【答え】 山名氏

室町時代の「三管領(さんかんれい)」とは、室町幕府において、将軍に次ぐ最高の役職である管領職を世襲した3つの家系、すなわち斯波(しば)氏、細川(ほそかわ)氏、畠山(はたけやま)氏を指します。

管領の役割

管領は、鎌倉幕府の執権に相当する職で、将軍を補佐し、幕府の政務全般を統括する役割を担いました。当初は「執事(しつじ)」と呼ばれていましたが、3代将軍足利義満の時代に「管領」と改称されました。これは、足利氏の一門でありながら足利本家とは同格とみなされていた斯波氏を管領に就任させる際に、足利家の家宰職である「執事」では都合が悪かったため、という説もあります。

三管領が交代で就任した理由

足利義満は、鎌倉幕府において北条氏が執権として将軍を凌ぐほどの権力を持った反省から、特定の家系に権力が集中するのを防ぐため、斯波・細川・畠山の三家が交代で管領に就任する制度を確立しました。これにより、各家は将軍の補佐役として幕政に深く関与し、有力な守護大名として権勢を振るいました。

三管領の各家について

いずれも足利氏の庶流であり、足利将軍家と密接な関係にありました。

  1. 細川氏(京兆家:けいちょうけ)
    • 特徴: 三管領の中でも最も勢力を保ち、応仁の乱以降は特に細川政元の時代に将軍を廃立するほどの絶大な権力を握り、幕府の実権を掌握しました。
    • 系譜: 足利氏の支流で、三河国細川郷に由来。細川頼之が幼少の義満を補佐して管領となり、その後の発展の基礎を築きました。代々「右京大夫」に任じられ、その唐風名称から「京兆家」と呼ばれました。
    • 役割: 畿内や四国に多くの所領を持ち、幕府の要職を代々務めました。特に応仁の乱では東軍の中心となり、戦乱後も幕政の中心であり続けましたが、細川政元の暗殺後は一族の内紛が激化し、次第に勢力を失っていきました。
  2. 斯波氏(武衛家:ぶえいけ)
    • 特徴: 足利尊氏の高祖父にあたる足利泰氏の長男の家系で、足利宗家に準ずる家格を持ちました。
    • 系譜: 足利家氏が陸奥国斯波郡に所領を持ったことに由来。当主は代々「左兵衛督(さひょうえのかみ)」に任じられる慣例があり、兵衛府の唐風名称から「武衛家」と呼ばれました。
    • 役割: 尾張・越前・遠江などの守護を務める有力守護大名でした。斯波義将(よしまさ)は、応永の乱を鎮圧するなど幕府の安定に貢献しましたが、その後は当主の早世や家督争いが相次ぎ、応仁の乱の一因ともなり、越前を家臣の朝倉氏、尾張を織田氏に奪われるなど、次第に衰退していきました。
  3. 畠山氏
    • 特徴: 清和源氏足利氏の支流です。
    • 系譜: 畠山重忠の子孫(異説あり、足利氏庶流が畠山氏の娘婿となり再興したという説が有力)で、河内・紀伊・越中・能登などの守護を務めました。
    • 役割: 初めて管領に就任したのは畠山基国(もとくに)の時代です。応仁の乱では、畠山義就(よしなり)と畠山政長(まさなが)の家督争いが、乱の直接的な引き金の一つとなりました。この内紛により、畠山氏の勢力は大きく衰退し、戦国時代には家臣に実権を奪われるなど、力を失っていきました。

このように、三管領は室町幕府の政治を支える重要な役割を担いましたが、その後の応仁の乱をきっかけとした戦乱の中で、それぞれの家系が異なる運命をたどることになります。

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