コンサート会場などで有名な東京都にある「中野サンプラザ」の建設時の正式名称は?

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コンサート会場などで有名な東京都にある「中野サンプラザ」の建設時の正式名称は?

  1. 中野勤労青年会館
  2. 東京勤労青少年会館
  3. 中野勤労青少年会館
  4. 全国勤労青少年会館

【答え】 全国勤労青少年会館

中野サンプラザは、その半世紀にわたる歴史の中で、時代の変遷とともに役割を変化させ、多くの人々に親しまれてきましたが、最終的にはその役目を終え、新たな未来へと引き継がれることになりました。その栄枯盛衰を以下にまとめます。

栄華を極めた時代(1973年~2000年代初頭)

  • 誕生と目的(1973年開館):
    • 正式名称は「全国勤労青少年会館」。当時の労働省所管の雇用促進事業団が、中小企業の労働者の福利厚生や、集団就職などで上京した若者たちの健やかな成長と福祉増進のために建設されました。
    • 愛称である「中野サンプラザ」は一般公募で決定され、「太陽(SUN)」と「広場(PLAZA)」を組み合わせたものです。
    • 当時としては画期的な、ホテル、コンサートホール、結婚式場、スポーツ施設(ボウリング場、プールなど)、研修室、図書館などを備えた巨大複合施設であり、日本の高度経済成長期の象徴的な建築物の一つでした。
    • 特徴的な三角形の形状は、多くの人が利用する施設ほど下に配置するという防災避難計画に基づいています。
  • 「音楽の聖地」としての確立:
    • 特にコンサートホールは、その音響の良さから国内外の数多くのアーティストに愛され、「ロック、ニューミュージック、歌謡曲など若者音楽の殿堂」として知られるようになりました。
    • 松田聖子や小泉今日子など人気アイドルのコンサートが頻繁に行われ、「アイドルの聖地」とも呼ばれ、J-POPの歴史を語る上では欠かせない存在となりました。
    • 「サンプラザ音楽祭」なども開催され、若者の交流・情報収集の場としても機能しました。
  • 地域の中核施設として:
    • 中野駅前のランドマークとして親しまれ、区民にとっても憩いの場であり、多岐にわたるイベントや集会が開催されました。

転換期と衰退の兆し(2000年代中盤~2010年代)

  • 民営化(2004年): 雇用促進事業団の発展的解消に伴い、正式名称も「中野サンプラザ」となり、子会社である株式会社中野サンプラザが運営を引き継ぎました。
  • 老朽化の進行: 開館から時が経ち、建物の老朽化が進み始めました。これは、設備の維持管理費用増加や、現代の建築基準やバリアフリー対応などへの課題として浮上し始めます。
  • 再開発計画の浮上: 中野区は中野駅周辺の活性化を目的とした再開発計画を検討し始め、その中で中野サンプラザの建て替えも議題に上がります。これは10年以上前から議論されてきました。

閉館と再開発計画の頓挫(2023年~現在)

  • 閉館(2023年7月2日): 老朽化の進行と中野駅周辺の再開発計画に伴い、50年の歴史に幕を閉じ閉館しました。
  • 再開発計画の具体化と課題:
    • 当初の計画では、中野サンプラザ跡地に地上61階建て、高さ262mの超高層ビルを建設し、商業施設、最大7000人収容の大ホール、ホテル、マンション、オフィスなどが入る複合施設「中野サンプラザシティ」として生まれ変わる予定でした。
    • 野村不動産を代表とするグループが施工予定者として選定され、当初の事業費は約1,810億円と見積もられていました。
  • 計画の白紙化(2025年6月): しかし、近年の建設費の歴史的な高騰により、当初の事業計画では費用が収益を大幅に上回ることが判明。
    • 野村不動産側が施工認可を取り下げ、見直し案を提出しましたが、中野区はそれを拒否。
    • 2025年6月には中野区議会が再開発事業者との協定解除を全会一致で決定し、計画は事実上白紙に戻されました。
    • 中野区長は、「100年先も区の顔となる場所で進める提案としては、十分でないと判断した」と説明しており、公共性を優先した判断がなされた形です。
  • 現在の状況と今後の見通し:
    • 閉館した中野サンプラザは、再開発計画が頓挫したため、現在も解体工事が進んでいない状況です。
    • 地元住民からは「廃墟化」を懸念する声も上がっています。
    • 中野区は新たな再開発の道を探るとしており、2026年3月には新たな素案が発表される予定です。少子高齢化時代にふさわしい、柔軟な発想での計画が求められています。

中野サンプラザは、高度経済成長期の日本の象徴として誕生し、若者文化や音楽シーンを支え、中野のランドマークとして親しまれてきましたが、老朽化と経済状況の変化により、その壮大な再開発計画は大きな転換点を迎えています。今後の動向が注目されます。

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