ウォーターゲート事件の責任をとって米国大統領を辞任したのは誰?

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ウォーターゲート事件の責任をとって米国大統領を辞任したのは誰?

  1. ジョンソン
  2. カーター
  3. ニクソン
  4. フォード

【答え】 ニクソン

ウォーターゲート事件は、1972年から1974年にかけてアメリカを揺るがした一大政治スキャンダルです。現職大統領であるリチャード・ニクソンの辞任にまで発展し、アメリカ政治史に大きな影響を与えました。

事件の概要

ウォーターゲート事件は、1972年6月17日、ワシントンD.C.にあるウォーターゲート・ビルの民主党全国委員会本部への不法侵入と盗聴器設置未遂事件から始まりました。

  1. 不法侵入と逮捕: 共和党の選挙関係者に雇われた5人の男が民主党本部に侵入し、盗聴器を仕掛けようとして逮捕されます。
  2. 報道機関の追及: 当初は単なる窃盗事件と思われましたが、ワシントン・ポスト紙の記者、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインの二人が、情報提供者「ディープ・スロート」(後にFBI副長官マーク・フェルトと判明)からの情報に基づいて執拗な調査を進めます。
  3. 政府の隠蔽工作: 調査が進むにつれて、この事件がニクソン政権の大統領再選委員会(CRP)やホワイトハウスとつながっていることが明らかになります。政権は事件の隠蔽工作や捜査妨害を図り、司法長官が特別検察官の解任を命じるなど、混乱が深まります。
  4. 盗聴テープの存在: 大統領執務室に設置された盗聴システムによって、ニクソン大統領自身が事件の隠蔽工作に関与していたことを示す音声テープが存在することが判明します。
  5. 弾劾の動きと辞任: テープの公開を巡って政権と議会が対立し、最終的に最高裁判所の判決によりテープの提出が命じられます。テープの内容が公開されると、ニクソン大統領の関与が決定的なものとなり、下院司法委員会は大統領の弾劾(罷免)を決定します。弾劾裁判が避けられない状況となり、ニクソン大統領は1974年8月9日、任期途中で辞任しました。これはアメリカ史上、現職大統領の初めての辞任でした。

主な関係者

  • リチャード・ニクソン: 事件当時のアメリカ合衆国大統領。事件の隠蔽工作に関与したことが明らかになり、辞任に追い込まれた。
  • ボブ・ウッドワード、カール・バーンスタイン: ワシントン・ポスト紙の記者。事件の真相を追い続け、スクープを連発したことで、報道の力を示した。
  • マーク・フェルト(ディープ・スロート): FBI副長官。ウッドワードらに機密情報を提供し、事件の解明に大きく貢献した情報源。
  • ジェームズ・W・マッコード・ジュニア: 侵入犯の一人。元CIA工作員で、後の証言が事件の真相解明につながった。
  • ジョン・ミッチェル: 大統領再選委員会責任者(元司法長官)。事件への関与が指摘された。
  • ジョン・ディーン: ホワイトハウス顧問。事件の隠蔽工作を証言した。

事件がアメリカ社会に与えた影響

ウォーターゲート事件は、アメリカ政治に多大な影響を与えました。

  • 政治不信の高まり: 大統領による隠蔽工作と司法妨害は、国民の政治に対する不信感を決定的に高めました。
  • メディアの役割の再評価: ワシントン・ポスト紙の報道は、「調査報道」の重要性とメディアの権力監視の役割を改めて認識させました。
  • 政府監視の強化: 事件後、政府の透明性を高め、権力の乱用を防ぐための様々な法律が制定・強化されました。例えば、情報公開法の改正や、政府倫理に関する規制などが挙げられます。
  • 「〜ゲート」という言葉の誕生: ウォーターゲート事件以降、政治スキャンダルを指す際に「〜ゲート」という接尾語が使われるようになりました(例:イラン・コントラゲートなど)。
  • 大統領制度への影響: 現職大統領が辞任に追い込まれるという異例の事態は、アメリカの大統領制度の強さと同時に脆弱性も浮き彫りにしました。

ウォーターゲート事件は、アメリカの民主主義と報道の自由のあり方を問い直す、歴史的な出来事として記憶されています。

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