100レーンボウリング場も老朽化で改装しても回収めど立たず閉店

最盛期3,700店舗あったボウリング場の中でも10店舗ほどしかない貴重な100レーンを超えるボウリング場が、またひとつ閉店になります。名古屋市にある「星ヶ丘ボウル」は2023年12月5日で老朽化の為営業継続を断念しました。

1970年12月5日のオープン当時は世界第3位という100レーンを擁して登場してから、53年目にレーンの補修業者が見つからなくなったことや、ピンセッターマシン老朽化などを原因に閉鎖を決断。

もちろん補修不能になったレーンを新しいプラスティックレーンに入れ替えることで業者の心配がなくなるし、ピンセッターマシンも全国で使用されている機械に中古品で入れ替えることも可能なのですが、2002年に100レーンから60レーンに減らしたとはいえ、1レーン100万円かかるとすれば60レーンで6,000万円もかかる計算になります。

コロナ禍からの回復傾向が続いているとはいえ、コロナ前の売り上げ水準にはまだほど遠い状態では投資回収する目途が立てられない為に閉鎖を余儀なくされた可能性は高いと思われます。

性別・年代を問わず、一緒に体を動かせるスポーツでもありレジャーでもあるボウリング場が、またひとつ閉鎖になってしまうニュースがとても残念ですね。

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とりっぷぼうる

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