力士になる為の第二検査で実際にはないものは?

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力士になる為の第二検査で実際にはないものは?

  1. ハンドボール投げ
  2. 反復横とび
  3. 100M走
  4. 上体起こし

【答え】 100M走

力士になるためには、「新弟子検査」と呼ばれるテストを受ける必要があります。これは、日本相撲協会が定めた基準を満たしているかどうかを確認するためのものです。主な検査項目は以下の通りです。

1. 受験資格

まず、新弟子検査を受けるための基本的な資格があります。

  • 年齢: 義務教育を修了した23歳未満の男子が基本です。ただし、日本相撲協会が指定するアマチュア大会で優秀な成績を収めた場合(アマチュア横綱など)、または相撲をはじめ格闘技で一定の実績がある場合は、25歳未満まで認められることがあります。
  • 健康状態: 医師による健康診断を受け、力士としての活動に支障がない健康体であることが求められます。心電図やエコー検査なども行われます。
  • 所属相撲部屋: 所属したい相撲部屋の親方を通じて、日本相撲協会に「力士検査届」を提出する必要があります。

2. 体格検査

力士として相撲を取る上で、ある程度の体格が求められます。

  • 身長: 167cm以上
  • 体重: 67kg以上

ただし、以下の特例があります。

  • 3月場所(春場所)の受験者(中学校卒業見込みの者):
    • 身長: 165cm以上
    • 体重: 65kg以上

3. 新弟子運動能力検査(第二検査)

近年、体格基準に満たない志望者にも門戸を広げるために、「新弟子運動能力検査」(通称:第二検査)が導入されています。

  • 対象: 体格基準(身長167cm、体重67kg)に満たない受験者。
  • 実施場所: 東京で開催される本場所前のみ。
  • 検査内容: 運動能力が十分であることを確認するためのテストが行われます。具体的な項目は以下の通りです。
    • 背筋力
    • 握力
    • 反復横跳び
    • ハンドボール投げ
    • 上体起こし
    • 立ち幅跳び
    • 50m走

これらの運動能力検査で、力士として十分な資質があると認められれば、体格基準に満たなくても合格となる可能性があります。

検査に合格した後

新弟子検査に合格すると、晴れて力士として認められます。その後、以下のような流れで相撲界でのキャリアがスタートします。

  1. 前相撲: 合格した新弟子は、本場所の土俵で「前相撲」と呼ばれる新弟子同士の取組を行います。ここで勝ち越すことで、次の場所から正式に「番付」に名前が載ります。
  2. 番付に載る: 前相撲を勝ち抜くと、最下位の階級である「序ノ口」に名前が載り、力士としての生活が本格的に始まります。
  3. 四股名: 多くの力士は最初、本名の苗字で相撲を取りますが、番付が上がって強くなると、師匠である親方から「四股名(しこな)」が与えられることがあります。

補足

  • 付け出し制度: アマチュア相撲で特に優秀な成績(アマチュア横綱、学生横綱など)を収めた選手には、「幕下付け出し」や「三段目付け出し」といった優遇措置があり、前相撲を経ずに番付に載る(幕下や三段目といった上位の階級からスタートする)ことができます。
  • 相撲部屋での生活: 力士として入門すると、相撲部屋に入り、親方や兄弟子たちと共に共同生活を送ります。稽古はもちろん、部屋での様々な雑務もこなすことになります。

力士になるためのテストは、単に体格だけでなく、運動能力や健康状態、そして相撲への強い意志と覚悟が問われるものと言えるでしょう。

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