音楽用語で「だんだん遅く」という意味の言葉はどれ?

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音楽用語で「だんだん遅く」という意味の言葉はどれ?

  1. ピアニッシモ
  2. デクレッシェンド
  3. リタルダンド
  4. フェルマータ

【答え】 リタルダンド

だんだん遅くを表す主な音楽用語

  1. rit. / ritard. (ritardando / リタルダンド)
    • 最も一般的に使われる「だんだん遅く」を意味する音楽用語です。
    • 「遅らせる」という意味のイタリア語に由来します。
    • 通常は、その言葉が書かれている時点から徐々にテンポを落としていきます。
    • 楽譜では「rit.」または「ritard.」と略記されることが多いです。
  2. rall. (rallentando / ラレンタンド)
    • こちらも「だんだん遅く」を意味します。リタルダンドと非常に近い意味で使われます。
    • 「緩める、減速する」という意味のイタリア語に由来します。
    • リタルダンドと比較して、より大きな範囲で、あるいはより劇的に速度を落とすニュアンスで使われることもありますが、実際にはほとんど区別なく使われることが多いです。
    • 楽譜では「rall.」と略記されることが多いです。
  3. allargando (アラルガンド)
    • 「だんだん遅く」に加え、「だんだん幅広く、重々しく」といったニュアンスも含む言葉です。
    • 単にテンポを落とすだけでなく、音の響きや表現にも広がりや重厚感を持たせることを指示します。
    • 曲の終わりに近い部分や、コーダ(終結部)で使われることが多いです。
  4. smorzando (スモルツァンド)
    • 「だんだん遅く」に加えて、「だんだん消え入るように、弱く」といったニュアンスを含みます。
    • 音量も同時に小さくしながら、テンポも落としていくことを指示します。
    • 曲の終わりや、フレーズの終結部分などで、余韻を残しながら消えていくような表現に使われます。

補足

  • これらの指示は、通常、その指示の書かれた場所から効果が始まり、特に指示がない限りは、次のテンポ指示(例:a tempo, Tempo I など)が書かれるまで、その効果が持続します。
  • 「a tempo(ア・テンポ)」は「元の速さで」という意味で、だんだん遅くなった後に元のテンポに戻る際に使われます。
  • 指揮者はこれらの指示を元に、奏者全体にテンポの変化を伝え、音楽的な表現を深めていきます。

これらの用語は、作曲家が演奏者に対して意図する音楽表現を伝えるための重要な手段です。曲の中でどのようにテンポが変化していくのかに注目して聴くと、より音楽を楽しめるでしょう。

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