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足の裏などに出来る「魚の目」の正式名はどれ?
- 牛眼
- 蛇眼
- 鶏眼
- 象眼
魚の目(鶏眼)とは
魚の目は、皮膚の特定の場所に繰り返し圧迫や摩擦が加わることで、皮膚の表面にある角質層が異常に厚くなり、さらにその中央部分が硬い芯となって皮膚の奥深くへと食い込んでいく状態を指します。この芯が魚の目のように見えることから「魚の目」と呼ばれています。
特徴
- 芯がある:硬くなった角質がくさび状に皮膚の奥に突き出します。
- 痛みを伴う:芯が神経を圧迫するため、歩いたり体重がかかったりすると強い痛みを感じることが多いです。まるで「靴の中に小石が入っているような痛み」と表現されることもあります。
- できる場所:足の裏の体重がかかる部分(親指の付け根、小指の付け根、かかとなど)、指の間、指のふちなどに多く見られます。
タコ(胼胝:べんち)との違い
タコも魚の目と同様に、皮膚の角質が厚くなった状態ですが、以下のような違いがあります。
- 芯がない:タコは広い範囲で角質が均一に厚くなるため、芯がありません。
- 痛みがないことが多い:芯がないため、圧迫されても痛みを感じにくいのが特徴です。
- できる場所:足の裏だけでなく、ペンを持つ指にできる「ペンだこ」や、正座をする膝にできる「座りだこ」のように、体中の摩擦や圧迫が繰り返し加わる場所にできます。
魚の目の原因
魚の目の主な原因は、足への慢性的な刺激です。具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 足に合わない靴:サイズの合わない靴、きつすぎる靴、ヒールが高すぎる靴、先の細い靴などは、特定の場所に圧迫や摩擦を集中させます。
- 歩き方の癖:特定の場所に体重が偏ってかかる歩き方(前かがみの姿勢など)や、足の変形がある場合も原因となります。
- 長時間の歩行や立ち仕事:足への負担が大きいと、魚の目ができやすくなります。
- 足の骨格の異常:足の形や骨の変形によって、特定の部位に圧力が集中することがあります。
魚の目の治療法
魚の目は自然に治ることは少なく、放置すると悪化して痛みが強くなり、日常生活に支障をきたすこともあります。
自宅でのケア(初期の場合)
- 市販の魚の目用貼り薬・塗り薬:サリチル酸などの角質軟化作用のある薬剤が配合されており、硬くなった角質を柔らかくして取り除きやすくします。ただし、健康な皮膚に付着しないように注意が必要です。
- 入浴後のケア:お風呂で皮膚が柔らかくなった状態で、軽石ややすりで優しく削ることも有効です。ただし、削りすぎると炎症を起こす可能性があるので注意が必要です。
- 保護パッド:ドーナツ型の保護パッドなどを貼ることで、患部への圧迫を軽減し、痛みを和らげることができます。
医療機関での治療(皮膚科、形成外科)
- 削る処置:メスやハサミ、電動やすりなどを用いて、硬くなった角質や芯を削り取ります。芯をしっかり除去することが重要です。
- 冷凍凝固療法:液体窒素を用いて患部を凍結させ、芯となっている細胞を破壊します。
- 外科的切除:稀に、非常に深く食い込んでいる場合や、他の治療法で改善が見られない場合に手術で切除することもありますが、傷跡の痛みなどの問題から推奨されないこともあります。
- レーザー治療:CO2レーザーで角質を焼灼する方法もあります。
魚の目の予防法
魚の目を予防するためには、原因となる足への慢性的な刺激を取り除くことが最も重要です。
- 自分に合った靴を選ぶ:
- サイズがぴったり合い、つま先に適度な余裕があるもの。
- 足の幅や甲の高さに合ったもの。
- クッション性があり、足への負担を軽減できるもの。
- ヒールが高すぎず、先の細すぎないもの。
- 試着して、実際に歩いてみて違和感がないか確認する。
- インソール(中敷き)の活用:足裏にかかる圧力を分散させたり、衝撃を吸収したりする効果があります。
- 正しい歩き方を意識する:特定の場所に負担がかからないよう、バランス良く体重をかける歩き方を心がけましょう。
- 足のケア:
- 毎日足を洗い、清潔に保つ。
- 保湿クリームで足の乾燥を防ぎ、皮膚を柔軟に保つ。
- 定期的に足裏の角質ケアを行う(ただし、削りすぎない)。
- 足のストレッチやマッサージ:足の血行を促進し、凝り固まった足をほぐすことで、魚の目のできにくい足を目指せます。
もし魚の目ができて痛みがある場合や、ご自身でのケアが難しい場合は、早めに皮膚科を受診して専門医の診断と治療を受けることをお勧めします。特に、糖尿病などの持病がある方は、足のトラブルが悪化しやすいので注意が必要です。