トランプのキングのうち、剣ではなく斧を持っているのはどれ？

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トランプのキングのうち、剣ではなく斧を持っているのはどれ？

1. スペード
2. ダイヤ
3. クラブ
4. ハート

【答え】　ダイヤ

トランプは、世界中で親しまれているカードゲームの総称であり、その種類は非常に多岐にわたります。ここでは、トランプの基本的な構成、歴史、そして代表的なゲームについてご紹介します。

トランプの基本的な構成

一般的に、トランプは以下のカードで構成されています。

• 枚数: 52枚の数字札と、1～2枚のジョーカーを合わせた53枚または54枚が一般的です。
• スート（マーク）: 以下の4種類があります。
  • スペード (♠)：剣、戦い、力、知恵、冬、死などを象徴すると言われています。
  • ハート (♥)：聖杯、愛、感情、友情、喜び、春、生命などを象徴すると言われています。
  • ダイヤ (♦)：貨幣、富、繁栄、秋、収穫などを象徴すると言われています。
  • クラブ (♣)：棍棒、農民、知識、誠実さなどを象徴すると言われています。
  • これらのマークは、中世ヨーロッパの身分制度（騎士、聖職者、商人、農民）を表しているという説もあります。
• 数字札: A (エース)、2～10、J (ジャック)、Q (クイーン)、K (キング) の13種類が各スートに1枚ずつあります。
  • J（ジャック）、Q（クイーン）、K（キング）は絵札と呼ばれます。
• ジョーカー: 特定のマークや数字を持たず、ゲームによって様々な役割を果たす特殊なカードです。

なお、トランプの52枚の数字札は1年が52週であること、各スートの13枚は月の満ち欠け（1ヶ月）を表しているとも言われています。

トランプの歴史

トランプの起源ははっきりしていませんが、中国で発生したものがイスラム圏を経てヨーロッパに伝わったという説が有力です。

• ヨーロッパへの伝来: 14世紀にはヨーロッパ各地で記録が見られ、15世紀には製紙法や印刷術の発展とともに広まりました。
• 日本への伝来: 16世紀にポルトガルから「南蛮かるた」として伝わりましたが、明治時代以降に英米式のトランプが普及しました。
• 「トランプ」という名称: 日本では「トランプ」と呼びますが、これは英語の “trump”（切り札）が語源とされています。英語では「playing cards（プレイングカード）」と呼びます。

代表的なトランプゲーム

トランプで遊べるゲームは数え切れないほどありますが、その一部をご紹介します。

複数人で楽しめるゲーム

• ババ抜き: 同じ数字のカードを2枚ずつ揃えて捨てていき、最後にジョーカー（ババ）を持っていた人が負けとなるゲーム。
• 七並べ: 中央の7から数字順にカードを出していき、早く手札がなくなった人が勝ちとなるゲーム。
• 神経衰弱: 裏向きに並べたカードの中から2枚ずつめくり、同じ数字のカードを揃えるゲーム。
• 大富豪（大貧民）: 順番にカードを場に出していき、早く手札をなくした人が勝ちとなるゲーム。ローカルルールが非常に多い。
• ポーカー: 手札と共有のカードを組み合わせて役を作り、その役の強さを競うゲーム。
• ブラックジャック: ディーラーとプレイヤーがそれぞれカードを引き、合計が21に近づけることを目指すゲーム。
• ダウト: 嘘をつきながらカードを出していき、相手の嘘を見破る（または見破られない）ことを目指す心理戦のゲーム。
• ナポレオン: 親（ナポレオン）が宣言した枚数のトリック（場のカードを獲得すること）を取ることを目指すゲーム。

ひとりで楽しめるゲーム（ソリティア）

• クロンダイク（ソリティア）: 場に並べられたカードをルールに従って動かし、最終的にすべてのカードを特定の場所に移動させるパズルゲーム。
• フリーセル: 特定の場所（フリーセル）を活用しながら、すべてのカードをルールに従って移動させるパズルゲーム。
• スパイダーソリティア: 複数の組のカードを使い、同じスートのカードを順番に並べ替えて消していくパズルゲーム。

これらのゲームは、ルールが簡単で手軽に楽しめるものから、戦略性が高く奥深いものまで様々です。トランプは、年齢や人数を問わず、様々な場面で楽しめる万能なカードとして、今もなお多くの人に愛されています。