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ジャムなどの原料となるブルーベリーは何科?
- ブドウ科
- ツツジ科
- バラ科
- ミカン科
ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属の落葉低木に分類される果物で、小さくて丸い青紫色の実をつけます。「目に良い」とされることで有名ですが、それ以外にも豊富な栄養と健康効果を持つスーパーフードとして注目されています。
種類
ブルーベリーは、主に以下の3つの系統に大別されます。
- ハイブッシュ系
- ノーザンハイブッシュ系: 寒冷地に適した系統で、主にりんごの栽培地帯で育ちます。果実が大粒で、皮が薄く、種が気にならないのが特徴で、酸味と甘みのバランスが良い品種が多いです。
- 代表品種: ブルークロップ、レカ、ノースランド、ブルーレイ、バークレイなど
- サザンハイブッシュ系: ノーザンハイブッシュ系を改良した暖地向きの品種です。ノーザンハイブッシュ系と同様に、大粒で果実品質が良いものが多いですが、栽培適地はより温暖な地域に適しています。
- 代表品種: スプリングハイ、ミスティー、サンシャインブルー、ジュエルなど
- ノーザンハイブッシュ系: 寒冷地に適した系統で、主にりんごの栽培地帯で育ちます。果実が大粒で、皮が薄く、種が気にならないのが特徴で、酸味と甘みのバランスが良い品種が多いです。
- ラビットアイ系
- 暖地での栽培に適しており、比較的土壌を選ばず、樹勢が強く、高温や乾燥にも耐えられます。熟す前の実がウサギの目のように赤くなることからこの名が付きました。甘味が強く、酸味が少ないマイルドな味わいが特徴です。ハイブッシュ系に比べて皮がやや厚く、種のざらつきを感じることもありますが、栽培が比較的容易で豊産性です。
- 代表品種: クライマックス、ブライトウェル、フェスティバル、バーノンなど
旬と産地
- 旬: 日本の国産ブルーベリーの主な収穫時期は6月から9月で、特に7月頃がピークとなります。品種の組み合わせによって、より長期間の収穫が可能です。
- 主な産地:
- 国内では、長野県、静岡県、茨城県、千葉県、群馬県、東京都などが主な産地として知られています。特に茨城県つくば市は「日本三大ブルーベリー産地」の一つとされています。
- 海外からは、アメリカ、カナダ、チリ、オーストラリア、ニュージーランドなどから輸入されており、年間を通して市場に出回っています。
栄養と健康効果
ブルーベリーは、小さな実の中に多くの栄養素と健康に良い成分が詰まっています。
- アントシアニン:
- ブルーベリーの濃い青紫色を作り出す色素成分で、ポリフェノールの一種です。
- 目の健康: 網膜のロドプシンという色素の再合成を促進し、目の疲労回復や視力維持に効果があるとされています。眼精疲労、ドライアイの緩和にも期待されます。
- 抗酸化作用: 体内の活性酸素を除去する強力な抗酸化作用を持ち、老化防止、がん予防、生活習慣病(高血圧、動脈硬化、糖尿病など)の予防・改善に役立つとされています。脳の活性化や認知症予防にも期待されています。
- 花粉症の予防: ヒスタミンを減少させる働きがあるとされ、花粉症の症状緩和にも期待されます。
- ビタミンC: コラーゲンの生成を助け、美肌効果や免疫力向上に貢献します。
- ビタミンE: 「若返りのビタミン」とも呼ばれ、強力な抗酸化作用があり、血液の循環を良くし、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。
- 食物繊維:
- 不溶性食物繊維が豊富で、便の量を増やして腸の動きを活発にし、便秘改善に効果的です。
- 腸内環境を整え、善玉菌を増やす働きもあります。
- 糖や脂質の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を抑える効果も期待されます。
- ミネラル: 鉄分、亜鉛、マンガンなどが含まれます。鉄分は貧血予防、亜鉛は細胞の代謝促進、マンガンは骨を丈夫にしたり活性酸素を除去する働きがあります。
- 低カロリー: 低カロリーでありながら甘みがあるため、ダイエット中のフルーツとしても適しています。
おいしいブルーベリーの選び方と保存方法
- 選び方:
- 果皮に白い粉(ブルーム)が均一に付着しているもの(鮮度の証)。
- 粒がふっくらとしていて、張りがあるもの。
- 色が濃く、均一なもの。
- 保存方法:
- 冷蔵: 2~3日程度なら、パックのまま冷蔵庫で保存できます。洗うのは食べる直前にしましょう。
- 冷凍: 長期保存したい場合は、洗わずに水気を拭き取り、ジップロックなどに入れて冷凍します。冷凍することで、ビタミンCやアントシアニンの栄養素がUPするという研究結果もあります。解凍せずそのままスムージーやヨーグルトに入れて食べるのがおすすめです。
ブルーベリーは、生食はもちろん、ジャム、スムージー、ヨーグルトのトッピング、お菓子作りなど、様々な方法で楽しむことができます。日々の食生活に積極的に取り入れて、その健康効果を享受しましょう。

