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原子核の存在を証明し、発見した化学者は誰?
- 長岡半太郎
- ラザフォード
- ボーア
- チャドウィック
アーネスト・ラザフォード(Ernest Rutherford、1871-1937)は、ニュージーランド出身でイギリスで活躍した物理学者、化学者です。マイケル・ファラデーと並び称される実験物理学の大家であり、「原子物理学の父」として知られています。
彼の主な功績は以下の通りです。
1. 放射線の研究
- ウランから放出される放射線に、透過力の異なる2種類の放射線があることを発見し、それぞれ「α(アルファ)線」と「β(ベータ)線」と名付けました。
- 後にγ(ガンマ)線も発見し、これらが電磁波であることを明らかにしました。
- α線の正体がヘリウム原子核であることも突き止めました。
2. 原子崩壊説と半減期の発見
- 放射性元素が放射線を放出しながら、他の元素に変化する現象(放射性崩壊)を発見し、元素は不変であるという従来の考え方を覆しました。
- 放射性元素が崩壊して量が半分になるまでの時間「半減期」の概念を確立しました。これらの功績により、1908年にノーベル化学賞を受賞しています。
3. 原子核の発見と原子模型
- 1911年、金箔にα線を当てる実験(ラザフォード散乱実験)を行い、ほとんどのα線は金箔を通り抜けるものの、ごく一部が大きく散乱することを発見しました。
- この結果から、原子の中心には非常に小さく、正の電荷を帯びた「原子核」が存在し、その周りを電子が回っているという「有核原子模型(ラザフォードの原子模型)」を提唱しました。この発見により、原子の構造に関する理解が大きく進みました。
4. 人工的な元素変換
- 1919年には、α線を窒素原子に衝突させることで、原子核から陽子を叩き出し、窒素を酸素に変化させる人工的な元素変換に成功しました。これは、原子核物理学の発展に大きく貢献する業績でした。
ラザフォードは、多くの才能ある若手科学者を育成したことでも知られています。彼の指導のもと、ジェームズ・チャドウィック(中性子の発見)やニールス・ボーア(ボーアの原子模型)など、後にノーベル賞を受賞する科学者たちが輩出されました。
彼の肖像は、現在もニュージーランドの100ドル紙幣に使用されています。


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