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空海が高野山に建てた寺は何寺?
- 唐招提寺
- 中尊寺
- 東大寺
- 金剛峯寺
金剛峯寺(こんごうぶじ)は、和歌山県伊都郡高野町にある、真言宗の総本山です。高野山全体が一つの境内とされており、その中心となる寺院です。
歴史
- 開創: 816年(弘仁7年)、弘法大師空海(お大師様)が嵯峨天皇から高野山を下賜され、真言密教の根本道場として開かれました。
- 「金剛峯寺」の名称: 「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」というお経から名付けられたと伝えられています。高野山という山全体が、永遠に守り続けるべき最上最尊の峯という意味が込められています。
- 幾度もの焼失と再建: 建立は819年から始まりましたが、落雷による火災などで建物は幾度も焼失しました。その都度、平清盛、北条政子、豊臣秀吉、徳川家光など、多くの歴史上の人物が再建・復興に協力してきました。
- 現在の金剛峯寺: 明治時代に、豊臣秀吉が母の菩提を弔うために建立した「青巌寺」と、隣接する「興山寺」が合併し、「金剛峯寺」と改称され、現在の形となりました。
宗派
- 高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう) の総本山です。真言宗には様々な宗派がありますが、高野山真言宗は、高野山奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉とし、壇上伽藍を修学の場所として、真言密教の教えと伝統を伝えています。
見どころ
金剛峯寺だけでなく、高野山全体に多くの見どころがあります。
- 金剛峯寺(主殿):
- 大広間・梅の間・柳の間: 美しい襖絵(ふすまえ)を見ることができます。特に柳の間は、豊臣秀次が自刃した場所としても知られ、「秀次自刃の間」とも呼ばれています。
- 蟠龍庭(ばんりゅうてい): 国内最大級の石庭で、白川砂で雲海を、弘法大師誕生の地の花崗岩で雌雄の龍を表現しており、奥殿を守るように配置されています。
- 四季の中庭: 季節ごとに異なる美しい風景を楽しむことができます。
- 壇上伽藍(だんじょうがらん): 弘法大師が真っ先に造営に取り組んだ場所で、密教思想に基づく曼荼羅の世界観を表現するために、多数の塔や堂が建立されています。
- 金堂(こんどう): 高野山一山の総本堂で、重要な行事が執り行われます。
- 根本大塔(こんぽんだいとう): 真言密教のシンボルとされる朱塗りの大塔で、弘法大師が日本で最初に造られた多宝塔と言われています。
- 奥之院(おくのいん): 弘法大師空海が永遠の瞑想に入られたとされる御廟(ごびょう)があり、信仰の聖地とされています。樹齢千年に及ぶ杉木立の参道には、20万基を超える諸大名の墓石や慰霊碑が立ち並びます。
- 高野山霊宝館: 国宝や重要文化財を含む、高野山の貴重な文化財が多数収蔵・展示されています。
高野山では、宿坊体験を通じて精進料理を味わったり、写経や瞑想といった修行を体験することもできます。

