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安土桃山時代に「唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)」を描いた画家の名前は何でしょう?
- 雪 舟
- 狩野永徳
- 葛飾北斎
- 海北友松
狩野永徳(かのう えいとく)は、安土桃山時代を代表する日本の絵師です。狩野派の代表的な画人であり、日本美術史上でも特に有名な人物の一人です。
生涯と画業
- 生没年: 1543年(天文12年)2月16日生まれ、1590年(天正18年)10月12日死去。48歳で亡くなりました。
- 出自: 狩野派の絵師である狩野松栄(かのう しょうえい)の息子であり、狩野派を大きく発展させた狩野元信(かのう もとのぶ)の孫にあたります。
- 画風: 祖父の元信から薫陶を受け、幼い頃からその才能を発揮しました。織田信長や豊臣秀吉といった当時の天下人たちに重用され、安土城や聚楽第、大坂城などの障壁画(城の壁や襖に描かれた絵)の制作を任されました。
- 特徴: 巨大な襖や屏風に、ダイナミックで力強い筆致で描く「大画(たいが)様式」を確立しました。金箔を用いた豪華絢爛な「金碧大画(きんぺきだいが)」は、桃山時代の豪壮な文化を象徴するものです。
- 影響: 狩野永徳の豪壮で華麗な様式は、狩野派だけでなく、桃山時代の画壇全体に大きな影響を与えました。多忙な日々を送る中で、昼夜を問わず絵を描き続けたため、過労死だったのではないかとも言われています。
代表的な作品
- 『唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)』: 狩野永徳の代表作であり、金箔地に力強い唐獅子が描かれています。
- 『洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)』: 京都の街並みを緻密に描いた作品です。米沢市に所蔵されている「上杉本」は特に有名です。
- 『檜図屏風(ひのきずびょうぶ)』: 東京国立博物館が所蔵する国宝で、巨大な檜が力強く描かれています。
- 大徳寺聚光院障壁画: 大徳寺聚光院にある襖絵です。
永徳の代表的な作品の多くは、彼が障壁画を描いた安土城や聚楽第などが戦火によって失われたため、現存する真筆は比較的少ないとされています。

