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エベレスト山の標高は何メートルか?
- 8848m
- 8400m
- 8000m
- 7800m
エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山です。その雄大さと過酷さから、多くの登山家を魅了し続けています。
基本情報
- 標高: 公式には 8,848.86m とされています。これはネパールと中国の共同測量によるもので、長らく 8,848m とされてきた旧測量値から更新されました。
- 位置: ネパールと中国(チベット自治区)の国境に位置しています。ネパールでは「サガルマータ(世界の頂上)」、チベットでは「チョモランマ(大地の母神)」と呼ばれています。
- 山系: ヒマラヤ山脈に属し、世界に14座ある 8,000m 峰の一つです。
登山について
エベレスト登山は、その標高の高さと厳しい自然環境から、世界で最も困難な挑戦の一つとされています。
- 初登頂: 1953年5月29日、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとネパールのシェルパであるテンジン・ノルゲイが、イギリス隊の一員として初めて登頂に成功しました。
- 日本人初登頂: 1970年5月11日、松浦輝夫と植村直己が日本人として初めて登頂に成功しました。
- 女性初登頂: 1975年5月16日、田部井淳子が女性として世界で初めて登頂を成し遂げました。
- 主な登山ルート:
- 南東稜ルート(ネパール側): 最も一般的なルートで、エベレストベースキャンプ(EBC)からクンブ氷瀑を越えて進みます。商業登山隊の多くがこのルートを利用します。
- 北東稜ルート(チベット側): こちらも主要なルートの一つですが、ネパール側に比べて技術的に難しい箇所が多いとされます。
- デスゾーン: 標高 8,000m 以上は酸素濃度が地上の約 3 分の 1 になるため、「デスゾーン(死の地帯)」と呼ばれ、人間が長時間生存することが困難な領域です。ほとんどの登山者は酸素ボンベを使用します。
- 難易度: 技術的な難しさもさることながら、高山病、凍傷、雪崩、落石などの危険性が常に伴います。また、気象条件の急変も大きなリスクとなります。
- 登頂者数と死亡者数: 累計で数千人が登頂に成功している一方で、これまでに 300 人以上の登山者が命を落としています。2023年には過去最多の 18 人が死亡または行方不明になったとされています。遺体の回収が困難なため、多くの遺体が山中に残されたままになっています。
- 費用: エベレスト登頂には多額の費用がかかります。ネパール政府に支払う入山料(パーミット料)だけでも高額であり、ガイド、シェルパ、装備、食料、保険などを含めると、数百万円から一千万円以上にもなることがあります。
自然環境と環境問題
エベレスト周辺の自然環境は非常に厳しく、氷河、万年雪、岩肌が広がる極地のような景観が特徴です。しかし、近年では地球温暖化の影響により、氷河の融解が進んでいることが指摘されています。また、多くの登山者が残していくゴミや排泄物が深刻な環境問題となっており、エベレストの保護に向けた取り組みが求められています。
エベレストは、その壮大な自然の美しさと、人類の限界に挑戦する象徴として、今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。

