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ハチミツの主成分は何ですか?
- 水分
- ブドウ糖・果糖
- 花粉
- ビタミン
蜂蜜は、ミツバチが花の蜜を集めて加工・熟成させた天然の甘味料です。その成分は、主に糖分と水分で構成されており、その他にも微量ながら様々な栄養素や生理活性物質が含まれています。
主要な成分
蜂蜜の約80%は糖分、約20%は水分で構成されています。
- 糖分(約80%)
- 果糖(フルクトース): 約40%を占める主要な糖で、ブドウ糖よりも甘味が強く、水に溶けやすい性質があります。
- ブドウ糖(グルコース): 約30〜35%を占めるもう一つの主要な糖です。果糖よりも結晶化しやすい性質があります。
- ショ糖(スクロース): 少量(数%)含まれていますが、ミツバチが花の蜜を加工する過程で、ミツバチの酵素(インベルターゼなど)によってブドウ糖と果糖に分解されます。そのため、最終的な蜂蜜では含有量が少なくなっています。
- その他の糖類: オリゴ糖、デキストリン、マルトースなども微量に含まれています。
- 水分(約20%) ミツバチが花の蜜を濃縮することで、水分含量を約20%以下にすることで、長期保存が可能になります。
微量な成分
主要成分以外にも、蜂蜜には多種多様な微量成分が含まれており、これらの成分が蜂蜜の栄養価や健康効果に貢献していると考えられています。
- ビタミン類:
- ビタミンB群(B1, B2, B6, 葉酸, パントテン酸, ナイアシンなど)
- ビタミンC
- ビオチン
- ビタミンK ※いずれも微量です。
- ミネラル類:
- カリウム(比較的多く含まれます)
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- マンガン
- ナトリウム ※これらのミネラルも微量ですが、バランス良く含まれています。
- アミノ酸:
- 様々な種類のアミノ酸が微量ですが含まれています。
- 酵素:
- ジアスターゼ(アミラーゼ): デンプンを分解する酵素。
- グルコースオキシダーゼ: ブドウ糖と水が反応して、過酸化水素(後述)とグルコン酸を生成する酵素。
- インベルターゼ: ショ糖をブドウ糖と果糖に分解する酵素。
- カタラーゼ: 過酸化水素を水と酸素に分解する酵素。 これらの酵素はミツバチの唾液などに由来し、蜂蜜の熟成や抗菌作用に関わっています。加熱によって失活しやすい性質があります。
- 有機酸:
- グルコン酸: グルコースオキシダーゼの働きで生成される有機酸で、蜂蜜の抗菌作用や腸内環境を整える作用に関与すると言われています。
- その他、クエン酸、リンゴ酸なども微量に含まれます。
- 抗菌作用を持つ成分:
- 過酸化水素: グルコースオキシダーゼがブドウ糖を分解する際に生成されます。これが蜂蜜の強力な抗菌作用の大きな要因の一つです。
- 高い糖濃度: 蜂蜜の糖度が高いことで、浸透圧により細菌の水分を奪い、増殖を抑制する効果があります(脱水作用)。
- 低pH(酸性): 蜂蜜はpHが3.5〜4.5と酸性を示すため、多くの細菌の増殖に適さない環境です。
- フラボノイド、フェノール酸: これらは植物由来のポリフェノールで、抗酸化作用や一部の抗菌作用に関与するとされています。
- ディフェンシン-1: ミツバチ由来の抗菌ペプチド。
- その他の成分:
- 花粉粒子: 花の種類や採蜜時期によって異なり、花粉アレルギーの原因となることもあります。
- プロポリス: 微量に含まれることがあります。
蜂蜜の成分は、ミツバチが蜜を集めた花の蜜源(アカシア、レンゲ、クローバーなど)、地域、季節などによって微妙に異なります。この多様性が、蜂蜜の様々な風味や色、特性を生み出しています。

