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日本の「三大名園」ではないものはどれですか?
- 偕楽園
- 兼六園
- 後楽園
- 鹿園
日本三大名園(にほんさんめいえん)とは、日本の代表的な3つの優れた景勝を持つ庭園の総称です。いずれも江戸時代に各大名によって造られた「大名庭園」であり、広大な敷地に池や築山(つきやま)を配し、園路を巡りながら景色を楽しむ「池泉回遊式庭園」という形式が特徴です。
具体的には以下の3つの庭園を指します。
- 偕楽園(かいらくえん):
- 所在地: 茨城県水戸市
- 歴史: 水戸藩第9代藩主・徳川斉昭(とくがわなりあき)によって、1842年(天保13年)に開園しました。「領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたい」という斉昭の思いが込められています。
- 特徴: 約3000本の梅の木が植えられており、早春の梅まつりは特に有名です。また、好文亭(こうぶんてい)という木造3階建ての建物からは、梅林や千波湖(せんばこ)を一望できます。
- 兼六園(けんろくえん):
- 所在地: 石川県金沢市
- 歴史: 江戸時代、加賀藩歴代藩主によって長い年月をかけて造り上げられました。
- 特徴: 宏大、幽邃(ゆうすい)、人力、蒼古、水泉、眺望という、中国・洛陽の「洛陽名園記」に記された六つの優れた景観を兼ね備えていることから「兼六園」と名付けられたとされています。霞ヶ池(かすみがいけ)を中心に、築山や茶屋、趣のある橋などが巧みに配置されており、四季折々の美しい景観を楽しめます。雪吊りは冬の風物詩として有名です。
- 岡山後楽園(おかやまこうらくえん):
- 所在地: 岡山県岡山市
- 歴史: 備前岡山藩2代藩主・池田綱政(いけだつなまさ)が、1687年(貞享4年)に着工し、1700年(元禄13年)に完成しました。
- 特徴: 広大な芝生が広がる開放的な景観が特徴で、延養亭(えんようてい)を中心に、池、築山、茶室などが配置されています。園内には鶴が飼育されており、その姿を見ることもできます。借景(しゃっけい)として岡山城を望むことができるのも魅力です。
これら三大名園は、それぞれ異なる魅力と歴史を持ち、日本の伝統的な造園技術と美意識を今に伝える貴重な文化遺産として、国内外から多くの人々が訪れています。
なお、これら三園は「雪月花」になぞらえられることがあり、兼六園が「雪」、岡山後楽園が「月」、偕楽園が「花」に例えられています。