ポイントタウンのクイズと答えを正解してポイントをゲットしてポイ活を楽しみませんか?JALもANAも毎年1回無料航空券と交換継続中!
入道雲(にゅうどうぐも)とよばれる雲の正式名称は次のどれ?
- 高層雲
- 乱層雲
- 積乱雲
- 層積雲
「入道雲」は、正式には「積乱雲(せきらんうん)」と呼ばれ、夏の午後に最もよく見られる、雷や激しい雨を伴う巨大な雲です。そのダイナミックな姿は夏の風物詩ですが、急な天候変化をもたらすため注意が必要です。
入道雲ができる気象状況
積乱雲(入道雲)が発生・発達するには、主に以下の3つの条件が揃う必要があります。
- 暖かく湿った空気が豊富にあること: 夏の強い日差しによって地面が温められると、地表付近の空気が暖められて軽くなります。また、夏は湿度が高く、空気中に大量の水蒸気が含まれています。この「暖かく湿った空気」が、積乱雲の「燃料」となります。
- 大気の状態が不安定であること: 上空に冷たい空気が入り込み、地上に温かい空気の層がある状態を「大気が不安定」と呼びます。温かい空気は上昇しようとし、冷たい空気は下降しようとするため、激しい対流(空気の循環)が起きやすくなります。この温度差が大きいほど、積乱雲は発達しやすくなります。
- 空気を持ち上げるメカニズムがあること: 暖かく湿った空気が上空へ持ち上げられるきっかけが必要です。
- 強い日射(熱雷): 夏の午後に発生する積乱雲の多くは、日中の強い日差しによって地表付近の空気が温められ、上昇気流が発生することで生まれます。
- 地形の影響: 山岳地帯では、風が山肌に沿って上昇することで空気が持ち上げられ、積乱雲が発生しやすくなります。
- 寒冷前線の接近: 寒冷前線が通過する際、暖気が冷たい空気に押し上げられて上昇気流が発生し、積乱雲ができます。
これらの条件が揃うことで、地表付近の暖かく湿った空気が強い上昇気流に乗って上空へ運ばれ、冷やされて水蒸気が凝結し、水滴や氷の粒となって雲ができます。さらに強い上昇気流によって雲は鉛直方向にどんどん成長し、巨大な積乱雲(入道雲)へと発達します。
入道雲の後の天気
入道雲が発達すると、その場所や周囲の天気は急激に変化します。
- 積乱雲の発達期(成長期):
- 空が暗くなる: 雲が非常に厚くなるため、太陽光が遮られ、空が急に暗くなります。
- 冷たい風が吹く: 発達した積乱雲の下からは、下降気流(ダウンバースト)と呼ばれる冷たい風が吹き出すことがあります。これが「ひんやりとした風が吹いてきたら雷雨の前兆」と言われる理由です。
- 雷鳴や稲光: 雲の中で氷の粒や水滴がぶつかり合うことで静電気が発生し、それが放電されて雷が発生します。
- 突然の激しい雨・雷雨: 積乱雲は、局地的に非常に強い雨(ゲリラ豪雨)を降らせます。時には、バケツをひっくり返したような雨や、視界が悪くなるほどの豪雨になることもあります。
- ひょう(雹)・あられ: 強い上昇気流によって雲の中で氷の粒が何度も上昇・下降を繰り返し、大きくなって降ってくることがあります。
- 突風・竜巻: 積乱雲の中では、突発的な強風(ダウンバーストやマイクロバースト)が発生したり、時には竜巻を伴ったりすることもあります。
- 積乱雲の衰退期: 単独の積乱雲であれば、激しい現象は比較的短時間(30分〜1時間程度)で収まることが多いです。雨が止むと、急に晴れ間が戻ってくることもあります。ただし、複数の積乱雲が連続して発生したり、同じ場所に停滞したりする「線状降水帯」のようなケースでは、長時間にわたって非常に激しい雨が降り続き、甚大な被害をもたらすことがあります。
注意点: 朝から入道雲がモクモクと発達している場合や、夕方にかけて急に雲が発達してきた場合は、特に注意が必要です。夏に屋外で活動する際は、空の様子に注意し、入道雲が見えたり、空が暗くなったり、冷たい風が吹き始めたりしたら、すぐに安全な場所に避難することが重要です。
