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新潟県発祥の【へぎそば】のつなぎは何をつかっている?
- 小麦粉
- 布海苔(ふのり)
- オヤマボクチ
- 山芋
へぎそばは、新潟県の魚沼地方(特に十日町市や小千谷市)発祥の郷土料理で、全国のそば通を唸らせる新潟名物です。その特徴は以下の通りです。
へぎそばの特徴
- つなぎに「布海苔(ふのり)」を使用
- 一般的なそばは小麦粉や山芋などをつなぎに使いますが、へぎそばは海藻の一種である布海苔を練り込んでいるのが最大の特徴です。
- これにより、つるつるとした喉ごしと、強いコシ、そして独特の歯応えが生まれます。
- 布海苔は、かつて織物産業が盛んだったこの地域で、織物の糸ののり付けに使われていた身近な素材でした。この地域の歴史と文化が食に結びついたものです。
- 「へぎ」という器に盛られる
- 「へぎ」とは、杉などで作った四角い板状の器のことです。「剥ぐ(はぐ)」がなまって「へぐ」となり、「へぎ」と呼ばれるようになったと言われています。
- 養蚕の現場で使われていた板を食台として活用したのが始まりとされています。
- へぎには通常、3~4人前のそばが盛られ、みんなで囲んで食べるのが一般的です。
- 「手振り・手びれ」という独特の盛り付け
- 茹でたそばを一口大に丸め、まるで織物の絹糸を束ねたような美しい「おかぜ(かせ繰り)」の形に盛り付けられます。
- この盛り付けもまた、織物産業が盛んだった地域ならではの文化が反映されたものです。
- 薬味に「からし」が使われることも
- 一般的なそばの薬味はわさびが多いですが、へぎそばでは刻みネギやゴマの他に、からしが添えられることがあります。
- からしはつゆに溶かすのではなく、そばの上に少量乗せて食べるのが特徴です。
歴史的背景
へぎそばは、新潟県の織物文化と深く結びついています。十日町市や小千谷市は、小千谷縮などの高級織物の産地として知られ、その製造過程で布海苔が糸の補強や形を整えるために使われていました。米の生産量が少なく、そばが主食として食べられていたこの地域で、身近な布海苔をそばのつなぎとして使う知恵が生まれ、独自のそば文化として発展しました。
近年では、小千谷のへぎそばが文化庁の「100年フード」にも認定され、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化として評価されています。
へぎそばの食べ方
一口ずつ束ねられたそばを、そばつゆにたっぷりと浸して食べます。薬味のからしは、つゆに溶かさずにそばに乗せて食べると、へぎそば独特の風味とコシをより楽しめます。
新潟県内には、老舗から新進気鋭のお店まで、多くのへぎそば専門店があり、それぞれにこだわりの味を提供しています。新潟を訪れる際には、ぜひへぎそばを体験してみてください。

