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次の野菜のうち、その名前が英語なのはどれ?
- ナス
- オクラ
- カブ
- キュウリ
オクラとは
オクラはアオイ科トロロアオイ属の植物で、若い実を食用とします。独特のネバネバとした食感が特徴で、夏が旬の緑黄色野菜です。
栄養
オクラは非常に栄養豊富な野菜です。主な栄養素とそれぞれの働きは以下の通りです。
- 水溶性食物繊維(ペクチンなど):
- オクラのネバネバの正体で、善玉菌のエサとなり腸内環境を整えます。
- 便秘や下痢の予防に効果的です。
- 糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑える効果や、血中コレステロール値を低下させる効果も期待されます。
- β-カロテン:
- 体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持、視力維持に役立ちます。抗酸化作用もあります。
- 葉酸:
- 赤血球の生成を助け、細胞の成長や修復に関わります。特に妊娠中の女性には重要な栄養素です。茹でても失われにくい特徴があります。
- ビタミンK:
- 血液凝固や骨の形成に関わる栄養素です。
- カリウム:
- 体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、むくみや高血圧の予防に役立ちます。
- カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅など:
- これらのミネラルも含まれており、骨や歯の健康、代謝など、体の様々な機能に不可欠です。
調理法
オクラは様々な調理法で楽しめますが、下処理がポイントです。
基本的な下処理
- 水洗い: サッと水洗いします。
- ヘタとガクの処理:
- ヘタの先端部分だけを切り落とします。実の部分を切ると水っぽくなるため注意が必要です。
- ガク(ヘタの周りの硬い部分)は包丁で薄くむき取ると口当たりが良くなります。
- 板ずり(うぶ毛取り):
- まな板の上にオクラを置き、塩をまぶして手のひらで軽く転がします。うぶ毛が取れて口当たりが良くなり、色鮮やかに仕上がります。塩は下味にもなるので、洗い流さずにそのまま調理に使うことが多いです。
主な調理方法
- 茹でる:
- 沸騰したお湯に塩をつけたままのオクラを入れ、40秒~1分程度(硬さの好みによる)茹でます。色鮮やかになったら冷水にとって冷ますと、よりシャキッとした食感になります。
- 電子レンジでも加熱可能です。下処理をしたオクラに切り込みを入れるか、フォークなどで穴をあけて耐熱皿に並べ、ラップをして加熱します(例:5本で600Wで40秒)。
- 生食:
- 採れたての新鮮なものや、やわらかいものは生で食べられます。板ずりをして薄切りにし、おひたしやサラダに。
- 炒め物、揚げ物:
- 下処理をしたオクラをそのまま炒めたり、天ぷらにしたりしても美味しいです。
- 刻む:
- 細かく刻むとネバネバが増し、とろろや和え物、味噌汁の具材などにも最適です。
歴史
オクラは非常に歴史の古い野菜で、原産地はアフリカ北東部(エジプトやエチオピアなど)と考えられています。エジプトでは紀元前2世紀から栽培されていた記録があるほどです。
日本には江戸時代の終わりから明治初期にかけてアメリカから伝わったとされています。しかし、当初はその独特のネバネバした食感や青臭さが日本人にはあまり好まれず、主に花の鑑賞目的で栽培されていました。食用として一般家庭に広く普及したのは、比較的最近の1970年頃からです。
現在では、鹿児島県や高知県を中心に全国各地で栽培されており、夏の食卓に欠かせない野菜となっています。
オクラの栄養を効率よく摂るためにも、様々な調理法で美味しく楽しんでみてください。

