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この中で最も北に位置するのはどこ?
- 網走市
- 稚内市
- 函館市
- 小樽市
稚内市(わっかないし)は、北海道の最北端に位置する市で、日本最北端の宗谷岬があることで有名です。オホーツク海と日本海に面しており、豊かな自然と歴史、そして新鮮な海の幸が魅力の港町です。
地理と気候
- 地理: 北海道の宗谷地方に位置し、宗谷海峡を挟んでサハリン(樺太)を望むことができます。利尻島や礼文島へのフェリーの玄関口でもあります。
- 気候: 亜寒帯湿潤気候(湿潤大陸性気候)に属し、年間を通して風が強いのが特徴です。
- 夏(6月~8月): 本州のような梅雨がなく、比較的冷涼で過ごしやすい気候です。平均最高気温は21℃程度と、北海道の中でも安定して涼しい地域です。エゾカンゾウなどの花々が咲き乱れ、美しい景観を楽しめます。
- 冬(12月~3月): 非常に寒く、降雪量も多いですが、海からの影響で内陸部に比べて比較的温暖な気候です。流氷が接岸することもあります。
- 年間平均気温: 約7度前後と低めです。
歴史
稚内は古くから北方の要衝として栄えました。
- アイヌ語由来: 地名の「稚内」は、アイヌ語の「ヤムワッカナイ」(冷たい水の沢)に由来すると言われています。
- 開拓と樺太との関係: 江戸時代には宗谷場所が開設され、ニシン漁などで栄えました。明治以降は、樺太への玄関口として発展し、稚泊(チハク)航路などが開設され、多くの人々や物資が行き交いました。港に立つ「稚内港北防波堤ドーム」は、当時の樺太航路の賑わいを偲ばせる象徴的な建築物です。
- 戦後の歩み: 第二次世界大戦後、樺太がソ連領となり、かつての賑わいは失われましたが、漁業や港湾都市としての役割、そして「最北の地」としての観光地としての発展を続けています。
観光スポット
稚内には「最北端」を冠するユニークな観光スポットが多数あります。
- 宗谷岬(そうやみさき):
- 日本最北端の地の碑: 誰もが訪れる稚内を代表するスポットです。
- 宗谷岬公園: 間宮林蔵の像や、世界平和の鐘などがあります。
- 宗谷丘陵: なだらかな丘陵地帯に広がる「白い道」は、ホタテの貝殻を敷き詰めた道で、フォトジェニックな景観が広がります。
- ノシャップ岬:
- 宗谷湾に突き出す岬で、利尻山や礼文島の島影、天気の良い日にはサハリンを望むことができます。夕日の名所としても知られます。
- 周辺には「稚内市ノシャップ寒流水族館」や「稚内市青少年科学館」があります。
- 稚内港北防波堤ドーム:
- 古代ローマ建築を思わせる半アーチ型の防波堤で、北海道遺産にも指定されています。その独特なフォルムは、写真スポットとしても人気です。
- 稚内公園:
- 市街地を一望できる高台にあり、樺太犬(タロ・ジロ)の記念碑や氷雪の門、九人の乙女の碑など、北方との歴史を伝えるモニュメントが点在しています。
- 大沼野鳥観察館(大沼バードハウス):
- ラムサール条約登録湿地である大沼で、野鳥観察が楽しめます。
- 稚内副港市場:
- 稚内港に面した施設で、新鮮な海産物の購入や、郷土料理を味わえる飲食店、温泉「港のゆ」などがあります。
グルメ
稚内は海の幸の宝庫です。
- 海産物: ウニ、ホタテ、カニ、タコ、ホッカイシマエビ、鮭などが有名です。新鮮な海鮮丼や炉端焼きなどを楽しめます。
- 地元特産品: 「稚内ブランド」として認定された様々な特産品があります。
稚内は、豊かな自然、独特の気候、そして歴史を感じさせる観光スポットが融合した、魅力的な都市です。