歌舞伎などの劇場にある舞台装置は次のうちどれ?

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歌舞伎などの劇場にある舞台装置は次のうちどれ?

  1. すっぽん
  2. へび
  3. わに
  4. とかげ

【答え】 すっぽん

歌舞伎などの劇場にある舞台装置「すっぽん」についてですね。その役割と特徴を詳しく解説します。

すっぽんとは

「すっぽん」は、歌舞伎の舞台に特徴的な昇降装置の一つで、**花道の七三(しちさん)**と呼ばれる位置に設けられた小型のセリ(切り穴)のことです。

  • 七三(しちさん):花道の突き当たりにある「揚幕(あげまく)」から7割、本舞台から3割の位置を指します。役者が花道で最も見得を切ったり、感情を表したりする重要な場所です。

役目

すっぽんの最も特徴的な役目は、非現実的な存在や人間ではないキャラクターを登場・退場させることにあります。具体的には以下のような役柄が登場します。

  • 幽霊や亡霊
  • 妖怪や精霊
  • 動物が化けた人間(狐や狸など)
  • 妖術使いや忍術使い

これらの役柄がすっぽんからせり上がってきたり、逆に奈落(舞台下)へせり下がって消えたりすることで、観客に神秘的、幻想的、あるいは不気味な雰囲気を効果的に伝えます。煙を焚いたり、照明を当てたりすることで、その効果をさらに高めることもあります。

【重要な約束事】 歌舞伎では、すっぽんから登場する役は「人間ではない」という暗黙の了解があります。もし普通の人間がすっぽんから登場した場合、それは実は既に亡くなっているお化けであった、というような伏線になることもあります。

特徴

  1. 位置: 花道上の「七三」と呼ばれる、舞台寄りの位置にあります。
  2. 大きさ: 人間一人分が乗れる程度の比較的小型の長方形の穴です。これは、大道具を昇降させるための大きなセリ(大迫り)とは異なります。
  3. 昇降機能: 奈落(舞台下)に通じており、役者を上下に昇降させるエレベーターのような役割を果たします。江戸時代は人力で動かしていましたが、現在は電動で制御されることが多いです。
  4. 演出効果: 突然の出現や消滅を可能にし、劇中の特定の場面に強烈な印象を与えます。特に妖術や超常現象を表現する上で不可欠な装置です。
  5. 語源: 役者がすっぽんの穴から頭を出し入れする様子が、水面にスッポン(亀の一種)が顔を出す様子に似ていることから、その名がつけられたと言われています。

すっぽんは、歌舞伎の舞台芸術における創造性と演出の工夫を示す、非常に象徴的な舞台装置と言えるでしょう。

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