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江戸時代、7歳で失明したのにもかかわらず、和学講談所を設立し、古今の歴史書をテーマ別に分類した「群書類従」を著した人物は?

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江戸時代、7歳で失明したのにもかかわらず、和学講談所を設立し、古今の歴史書をテーマ別に分類した「群書類従」を著した人物は?

  1. 頼山陽(らいさんよう)
  2. 塙保己一(はなわほきいち)
  3. 大槻玄沢(おおつきげんた)
  4. 平田篤胤(ひらたあつたね)

【答え】 塙保己一(はなわほきいち)

塙保己一(はなわ ほきいち、1746年 – 1821年)は、江戸時代中期から後期にかけて活躍した全盲の国学者です。その生涯と功績は、日本の学問史において非常に大きな意味を持ち、特に**「群書類従(ぐんしょるいじゅう)」**という一大文献集の編纂事業は、現代の研究においても不可欠なものとなっています。

生涯の概略

主な功績

  1. 『群書類従』および『続群書類従』の編纂:
    • 塙保己一の生涯最大の事業であり、最も大きな功績です。散逸の危機にあった日本の古典籍、古文書などを全国から集め、その内容を分類・整理し、体系的に編纂した一大叢書です。
    • **『群書類従』**は正編666冊(後に670冊に増補)からなり、41年もの歳月をかけて文政2年(1819年)に完成しました。
    • その後、弟子の塙忠宝(はなわ ただとみ)らが事業を引き継ぎ、『続群書類従』(1185冊)も完成させました。
    • これらの文献集には、日本の古代から江戸時代初期にかけての文学、歴史、法律、有職故実(ゆうそくこじつ)、宗教、芸能など、多岐にわたる分野の貴重な資料が収録されています。
    • 全盲である保己一は、読みに来てくれる人々に書物を読んでもらい、それを全て記憶し、口述筆記させるという驚異的な方法でこの事業を成し遂げました。この事業で用いられた版木は、現在の原稿用紙の基本様式(20字×20行の400字詰め)の原型になったとされています。
    • これらの文献集は、現在でも日本の歴史や文化を研究する上で欠かせない基礎資料となっています。
  2. 和学講談所の設立と運営:
    • 国学研究の専門機関として和学講談所を設立し、多くの優れた学者や文化人を育成しました。学問の自由な議論と研究を奨励し、日本の伝統文化の継承と発展に貢献しました。
  3. 障害者福祉への貢献:
    • 自らが視覚障害者であったことから、同じ境遇の人々の生活や地位向上にも心を砕きました。盲人社会の最高位である総検校となり、盲人たちの組織である当道座の改革にも取り組みました。

逸話

塙保己一は、その類稀な記憶力と学問への情熱、そして困難に屈しない強い精神力によって、日本の文化と学術の発展に多大な貢献をした偉人として、今もなお多くの人々に尊敬されています。

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