エクセルの表だけをどのパソコンで開いても画面いっぱいに拡大表示したいと思いませんか?
当然ながら、エクセルファイルを開いた時に自動的に拡大表示出来たらとても便利なのでブックイベントに登録すれば簡単にできますよ。
拡大表示するZoomプロパティ
拡大表示するにはZoomプロパティを使いますが、通常は拡大率を%で指定しますが、画面いっぱいに表示するならばTureに設定することで出来るようになります。
コマンドボタンで拡大する
まずは基本のユーザーフォームに配置したコマンドボタンに、仮に表の範囲であるセルA1~L20までの範囲を画面いっぱいに拡大するVBAコードです。
この方法は、コマンドボタンを押さないと拡大できないので、エクセルを開いたら自動的に指定範囲を画面いっぱいに表示するようにしましょう。
エクセルを開いたら自動拡大
エクセルファイルを開いた時に指定したシートの指定したセル範囲を拡大するには、Excel VBAのブックイベントに最大化したいセルの範囲を記述するだけです。
VBAコードを書く場所を変えるだけで、1行程必要なくなり自動的に指定範囲を拡大表示できるようになります。
False設定で100%に戻す
当然ながら、拡大できたのですから元に戻す方法も用意されています。
自動的に拡大してもコマンドボタンで拡大しても、100%に戻すには「True」を「False」に設定するだけで完了です。
スポンサーリンククリックするたびに拡大と縮小を切り替える
拡大も縮小もTrueとFalseでできるので、2つのボタンにそれぞれ別々にVBAコードを書けばいいのですが、どうせならば1個のコマンドボタンに拡大/縮小の両方を書いてしまえば、シンプルになり便利ですよね。
この方法には、IFステートメントを組み合わせてVBAコードを書けば簡単に拡大・縮小ができるようになります。
これでクリックするたびに拡大と縮小を切り替えることができるようになります。
スポンサーリンクIFステートメントは、もし~だったらというVBAコードで様々な条件を付けて処理を振り分けるのに必要なので絶対にマスターしておきたいVBAコードです。
また、表示/非表示を切り替える事で便利になる罫線や行・列番号など、意図しない操作を防ぐためには有効なので、画面サイズ以外の表示/非表示もマスターしてくださいね。
- 画面上部の緑色のメニューバー(リボンツールバー)
- 数式表示窓(数式バー)
- 行番号・列番号
- 画面下のシート名表示
- 左右移動バー(水平スクロールバー)
- 上下移動バー(垂直スクロールバー)
- マス目の線(グリッド線)
- 画面下のステータスバー
画面表示の便利機能