いつものようにVLOOKUP関数を使っているはずなのに、#N/Aとエラー表示になって困ったことありませんか?
原因はVLOOKUP関数の検査値は数字や文字に限られているからです。
数式で表したセルでは、見た目は数字になっていても実際は文字列にはなっていないのでエラーになるので、文字列に変換すれば解決します。
VALUE関数で計算式を囲む
セルC1もC2も見た目は同じ「10」でD1、D2に同じVLOOKUP関数を入れて検査値をC1・C2にしてあります。
D1は検査範囲から検査値の10を見つけ出してG列の「こ」を引き当てていますが、D2はエラーになっています。
実は、C1には計算式の「=A1*B1」を、C2には値の結合の「=A1&B1」が入っていますので、同じ計算式でもエラーになるのです。
そこで、VALUE関数を使えば簡単に文字列に変換するので解決します。
たったこれだけでVLOOKUP関数の検査値としてエラーが解決できますので、とても便利で簡単なエクセル関数です。