Enterキーや矢印キーで動ける範囲を制限する(セルの範囲制限)

エクセルVBAセルの操作 セルの操作

VBAで画面表示の基本8項目を設定すれば、誤操作を防げると安心していたらキーボードのEnterキーや矢印キーを連打すれば、するロールバーが無くなっても移動されてしまって、困ったことありませんか?

そういう場合は、セル操作ができる範囲を制限してしまえば、解決しますよ。

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ScrollAreaプロパティ

Enterキーや矢印キーでカーソル移動できる範囲を指定するにはScrollAreaプロパティを使用します。

使い方としては一般的にエクセルファイルが開いた時に範囲指定を行うので、ThisWorkbookにOpenイベントとしてVBAコードを記載します。

ScrollAreaプロパティ

Private Sub Workbook_Open()
Worksheets(“Sheet1”).ScrollArea = “A1:J10”
End Sub

VBA解説
  1. エクセルファイルが開いたら下記処理をする
  2. Sheet1のカーソルの移動範囲をA1~J10とする
  3. マクロ記録終了

たった1行付け加えるだけで完成します。

もちろんシート名を指定せずに表示されているシートに制限を掛けるならば、

ActiveSheet.ScrollArea = (“A1:J10”)

と記載しても同じことができますので、カーソル移動制限もかけたいならば、画面表示8項目に付け加えることをおススメします。

画面操作関連
表示されている各種項目を非表示に設定可能です

画面表示の便利機能