複数追加配置すると最初に配置したコントロールと微妙に大きさや縦位置・横位置がずれてしまって困ったことありませんか?
「ユーザーフォームでオリジナル入力画面を作る」でもお話ししましたが、Visual Basic Editor(VBE)画面の「書式」➡「同じサイズに揃える」を選ぶとマウスで調整するよりも綺麗に整いますが、いくら調整してもうまく揃わないことがあります。
そんな時は各コントロールのプロパティで綺麗に揃えることができます。
プロパティ内【項目別】の【位置】で微調整
テキストボックスやコマンドボタン、そしてラベルなどのコントロールがどうしても揃わない時にプロパティを見てください。
プロパティを開くと【全体】のページが表示されているので、右隣の【項目別】をクリックすると詳細な設定項目を確認することができ、配置場所や大きさなどは【位置】の4項目で微調整ができます。
コントロールの高さをポイント単位で微調整
【位置】4項目の1つ目が「Height」でコントロールの高さを表しています。
プロパティ画像では「24」となっていて、高さをより大きくするには「48」などと、数字を大きくすると高くなります。

コントロールの左右位置をポイント単位で微調整
【位置】4項目の2つ目が「Left」でコントロールの左から何ポイント目に位置するかを表していますので、一番左が「0」ポイント目です。
プロパティ画像では「369.9」となっていて中途半端な位置になっていたので、他のコントロールと左位置が揃わず体裁が悪かったことが分かりますね。
この数字を「400」と大きくすると右へ移動し、「300」と小さくすると左へ移動します。

コントロールの上下位置をポイント単位で微調整
【位置】4項目の3つ目が「Top」でコントロールの上から何ポイント目に位置するかを表していますので、一番上が「0」ポイント目です。
プロパティ画像では「210」となっていて、この数字を「0」と小さくすると上へ移動し、「300」に大きくすると下へ移動します。

コントロールの横幅をポイント単位で微調整
【位置】4項目の4つ目が「Width」でコントロールの横方向の長さを表しています。
プロパティ画像では「42」となっていて、横幅を長くするには「400」などと、数字を大きくすると長くなります。

以上4項目に直接数字で入力する事で大きさ・長ささ・上下左右の位置を微調整できるので、綺麗に整列したコントロールを配置することができます。
今回はコマンドボタンを例にご紹介しましたが、ラベルやテキストボックスでも同じように位置を微調整できます。
特にユーザーフォームを複数のパソコンで作成していると、画面サイズなどの違いによりズレて配置されることがありますので、位置調整がとても重宝します。
このようにコントロールのプロパティで位置を微調整することで見栄え良くなりましたね。
ユーザーフォームでオリジナルフォーム作ろう
エクセルの作業時間を短縮して効率よく作業を可能にする「ユーザーフォーム」を使いこなすには、基本を押さえておきましょう。
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文字を入力するのに絶対使うTextBox
ユーザーフォームにテキストボックスを使わないで済むのは、確認画面ぐらいかな?
テキストボックスとセルをリンクさせる様々な方法を組み合わせれば、作業時間はあっという間に短縮できます。
文字列だけじゃない!Labelもクリックできるので可能性大
ラベルといえばテキストボックスの説明として文字列で表示させるのが、基本の使い方ですがクリックするとプログラムを実行させることもできるのです。
工夫次第でできることは無限大に広がります。
どんなVBAコードをコマンドボタンに記述しますか?
ボタンをクリックすると記述したプログラムが作動して、繰り返し作業や手間がかかったことが一瞬で完了させることができます。
あんなこともこんなこともできちゃいますよ。

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エクセルの勉強お疲れ様です。ちょっとひと休みしませんか?