セルの書式設定をVBAコードでやる基本5選やセルの操作

セルの操作

ワークシート上でもよく行う書式設定での、文字の大きさや色・配置などの基本的なセルの書式設定をVBAで簡単にできるので設定しておくと、ワークシート上で変更されてもすぐに自動的に元に戻せますよ。

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VBAセルの書式設定のきほん

文字の大きさを設定する

せっかく作ったのに意図しない文字サイズ変更をされて、印刷レイアウトがぐちゃぐちゃになった経験ありませんか?

文字の大きさはレイアウトを考慮して、最大限見やすいように文字サイズを指定しているので、変更されたとしてもすぐに元に戻るようにVBAコードで指定しておくと便利ですよ。

文字色や背景色を設定する

エクセルを使っていると目立たせたいセルや文字の色を変えることありませんか?

ついでに計算式などで条件によって色が変わるとより便利ですよね。

文字色や背景色もセルの書式設定の基本で、VBAで設定も簡単で使用頻度も高いのでマスターしておいて損はないですよ。

文字の配置(水平位置と垂直位置)

セルの中の文字の位置は基本が決まっていて、文字ならば左詰めに、数字ならば右詰めに表示されます。

セルの書式設定で配置を選んで横位置や縦位置を選んでセルの中央に表示させたいと思う事よくありますよね。

文字の位置も簡単にVBAで設定できるのでマスターしておきましょう。

文字の制御(折り返し表示や縮小して全体表示)

セルの大きさ(幅)などに対して、文字が大きすぎたりするとはみ出てしまったり、切れてしまいます。

そうならないように、セルの大きさに合わせて文字を表示させる方法があります

  • 折り返して全体を表示させる方法
  • 文字を縮小して全体を表示させる方法

セル1つずつ書式設定していては大変なので、簡単にVBA範囲指定が設定できるのでマスターしておきましょう。

セルの結合と解除

VBAを使うならば、極力セルの結合は使わない方がベストです。

理由は簡単で、並べ替えがエラーになるのとセル番地が分かりづらくなるためです。

ただ印刷して配布するには見た目も非常に大事なので、やむを得ずセルの結合を行う場合もありますので、エラーにならないように十分注意しながらVBAコードを書いていきましょう。

エラーにならないコツは、VBAコードを書く順番ですよ。

セルの移動制限

スクロールバーや矢印キーで自由にセルを移動して、文字入力や表示させることができます。

当たり前の事なのですが、仕入金額など見せたくないセルもありませんか?

そんな時はセルが移動できる範囲を指定すれば決められたセルしか見ることもできなくすることができます。

この場合必ずセルの移動制限を解除するVBAコードも一緒に用意しておかないと、取り返しのつかないことになりますのでご注意を!

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セルの高さ(行)やセルの幅(列)を調整

行の高さと列の幅を指定

セル自体に文字を入力した時の大きさや色、そして位置など調整をVBAでできるようになったら、今度はセルの高さや幅を調整できるようになりたいと思いませんか?

セルの書式設定と同じようにVBAコードを記載すれば高さや幅も調整可能になりますよ。